マウスピース矯正(インビザライン) コラム
トップページ > コラム > マウスピース矯正(インビザライン) > マウスピースではガミースマイルの矯正はできない?無理に行うより適切な方法を選ぼう
-->
マウスピース矯正(インビザライン)
2016.12.8

マウスピースではガミースマイルの矯正はできない?無理に行うより適切な方法を選ぼう

はじめに

みなさんはガミースマイルというものをご存知でしょうか。もしくはガミースマイルだと指摘されたことはありますか?

あまり聞き慣れない方が多いと思われるこのガミースマイル。実は意外とよく見ることがある口元の特徴なのです。その特徴とは、笑った際に上唇が上に引っ張られ歯ぐきが露出してしまう状態です。

今回はこのガミースマイルについて悩んでいる方のために、ガミースマイルのさまざまな治療についてご紹介したいと思います。

ガミースマイルの治療方法
ガミースマイルの治療方法

ガミースマイルになる原因は非常にさまざまでひとつに限りませんが、歯並びや顎の骨格が原因となってガミースマイルになってしまうこともあります。その場合は、歯列矯正をすることで改善できることがあります。

矯正方法はワイヤーとブラケットを使用するワイヤー矯正か、マウスピース矯正があります。どのような歯並びや噛み合わせも矯正できるワイヤー矯正の場合、しっかりとした矯正ができるためガミースマイルも確実に改善できる可能性は高いです。

ただしマウスピース矯正の場合、ワイヤー矯正と比べて治療できる症例と治療できない症例があるため、マウスピース矯正では確実に改善することは難しくなってしまいます。また顎の骨格も原因のひとつとなっている場合は、なおさらマウスピース矯正による改善は難しくなります。

さらに歯並びと歯の形、顎の骨格、歯ぐきの状態といった、たくさんの要因でガミースマイルとなってしまう場合は歯列矯正だけでは改善が難しいこともあります。その場合、歯列矯正に加え、外科治療や被せ物の作製なども行う必要が出てきます。
しかし、最近はマウスピース矯正でも出来ることが多くなってきましたので是非一度歯科で相談してみてください。

外科治療とは、上顎の骨を削ったり顎の位置を移動させる手術や歯ぐきの状態を変える手術などを行います。被せ物の作製は歯列矯正や外科治療を行うほかに歯の形を変えなくてはいけない際に前歯にセラミックを被せたりします。

このように複数の治療を重ねて行わなくてはガミースマイルを改善できない場合もあります。ガミースマイルを歯列矯正だけではなく、口の状態を変えることで改善する場合は、たくさんの治療が必要になるために費用が嵩んでしまうこともあります。またガミースマイルを改善するために、複数の治療を同じ歯科医院で行うことはとても難しいことです。たとえば歯科矯正と口腔外科はそれぞれの治療の専門分野が異なるため、矯正と外科治療は別々の医院で治療を行わなくてはいけないことがあります。そういった理由からガミースマイルの治療を敬遠している医院もなかにはあるようです。

つまりガミースマイルを根本的に治療しようとすることは決して簡単なことではありません。それでも歯や骨格すべてを外科的な治療で改善したい場合は、矯正歯科や口腔外科もある総合病院などであれば治療ができるかもしれません。もしくは治療するポイントを限定し、ある程度ガミースマイルにならないようにする妥協なども必要になるかもしれません。

そのほかの治療方法

ガミースマイルを改善できるのは、歯科治療だけではありません。歯並びや骨格などを治療するとたくさんの時間や費用がかかってしまうことが多いため、一時的にガミースマイルにならないようにする治療方法などもあります。

そのうちのひとつが『ボトックス注射』です。『ボトックス注射』とは顔の筋肉や神経に作用するたんぱく質を注入し皮膚のたるみやシワをなくす、今ではよく知られた美容治療です。この『ボトックス注射』を上唇の近くに施すことで上唇の緊張状態を取り除き、ガミースマイルにならないようにする方法もあります。ボトックス注射による治療の場合、一回の治療でかかる費用は約3万円~4万円程度になります。

ここで注意したいのが、治療効果の持続性です。『ボトックス注射』の効果は永続的ではなく、約4ヶ月から半年程度で効果が切れてしまいます。長持ちさせるためには、定期的に同じボトックス注射を受ける必要があるのです。

そのかわり歯科治療を行う場合と比較しても治療時間は10分程度と短時間で済み、非常に簡単にガミースマイルを改善できます。そのため歯科治療による根本的な改善が困難な場合は『ボトックス注射』によってガミースマイルにならないようにしている方も比較的多いようです。

ガミースマイルの知られざる影響
ガミースマイルの知られざる影響

ガミースマイルは、あくまで笑う時に歯ぐきが露出してしまうことによる見た目だけの問題に思われるかもしれませんが、実は口腔内にも意外な影響を及ぼしています。それは歯肉の炎症や色素沈着などです。おもに前歯を中心とした上の歯の歯肉が極度に露出してしまうため、その影響により歯肉が乾燥してしまいやすい特徴を持っています。歯肉が乾燥するような状況では、口内の菌が増殖し炎症につながってしまうことがあります。

さらにその影響により歯周病の進行につながったりしてしまうこともあるため、こういった場合の症例では保険を適用したガミースマイル改善の治療を受けられることがあります。

また、しっかりとした治療を受ける場合は、何が原因となってガミースマイルとなってしまっているのかをしっかり断定しなくてはいけません。そうしなくてはどんなに良い治療を行っても根本的な解決にはならず、ガミースマイルが改善できないこともあるからです。

もし上唇の筋肉が異常に発達してしまっている場合は、歯の矯正や顎の骨の外科治療を行ってもガミースマイルは改善できません。前歯の長さが短いことや顎の骨の発達が原因であれば、矯正治療と外科治療の両方が必要となります。歯が小さい場合は被せ物の作製、上唇の発達が原因であれば粘膜の外科治療などが適切になります。

ガミースマイルの正しい治療は、しっかりとしたカウンセリングが重要となるため、適切な治療を受けるならばカウンセリングに時間をかける医院を選ぶといいでしょう。大きな歯科医院が近所にない場合でも、諦める必要はありません。紹介状を書いてくれる個人経営の歯科医院もあるため、まずは相談してみることをおすすめします。

まとめ

ガミースマイルは、他者から指摘されることで自覚することが多い症例です。そのためガミースマイルをコンプレックスに感じている患者は多く、早く改善したいという患者と、時間をかけてでもしっかり改善したいというタイプに分かれます。

いずれにしても、どのようにしてガミースマイルを改善するかは何が原因となっているかをしっかり把握しなくてはあまり治療の効果がないことを理解しておきましょう。

<サイト運営会社>
株式会社デンタルプロモーション