マウスピース矯正(インビザライン) コラム
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マウスピース矯正(インビザライン)
2017.01.16

タイプ別で異なるマウスピースのお手入れ|矯正用などハードタイプの保管方法

はじめに

現在、矯正治療において目立たず取り外しができるマウスピース矯正が主流となりつつあります。マウスピースはもともと矯正用のものだけでなく、歯ぎしり防止用のものやスポーツ用のものなどが既にありました。

マウスピースは使う目的により素材が異なり、それにより管理の仕方も変わってきます。それをよく理解せずに市販でマウスピースを購入した方は、間違ったマウスピースの管理やお手入れを行っている可能性があります。

そんな方のために、今回はそれぞれのマウスピースのタイプにおける正しい保管方法やお手入れの仕方についてご紹介します。

用途と素材でお手入れ方法を変えよう

マウスピースは用途がさまざまあるのと同じく、素材も異なっています。歯科医院でオーダーして作ったものはお手入れ方法を説明してもらえますが、市販品の場合などはそうはいきません。

そのような時は、用途や素材別でお手入れ方法を見極めてみましょう。

<ナイトガードの場合>
『ナイトガード』とは歯ぎしりや食いしばりをしている患者が装着するタイプのマウスピースです。

このタイプのマウスピースの特徴は、歯ぎしりや食いしばりによる強い負担から歯や顎関節を守ることが目的であるため、非常に硬度と厚みがあるハードタイプです。また『ナイトガード』に使用される材質はその多くが吸水性のあるものであるため、乾燥に弱く、乾いた状態が続くとマウスピースが劣化し、割れやすくなってしまいます。よってマウスピースを使用していない時の保管方法は、水のなかに浸しておくようにしましょう。

『ナイトガード』のお手入れの仕方については、水道で洗い流しながら歯ブラシや入れ歯用のブラシなどで磨くだけで十分です。たとえ臭いや色が気になるからといって、歯みがきをする時に使う歯みがき粉をつけて磨いてはいけません。その理由は歯みがき粉の多くには研磨剤が含まれているからです。

研磨剤を含んだ歯みがき粉をつけて磨いてしまった場合、研磨剤によって細かいキズができるため、そこに雑菌が溜まり不潔な状態になってしまうのです。これが臭いがつく原因にもなってしまうため、歯みがき粉を使うと逆に臭いがつく状態を作ってしまうことになり、注意が必要です。

沸騰したお湯で消毒することも、マウスピースが変形する原因になってしまうので避けましょう。

しかし装置を毎日使用し続けていると、やはりある程度の臭いがついてしまったり、装置の材質が吸水性であることから次第に色が変わってしてしまうことがあります。どうしてもそれが気になるという方は、入れ歯の洗浄剤やマウスピース用の洗浄剤などを使うようにしましょう。洗浄剤はドラッグストアで購入することができます。

入れ歯用の洗浄剤については、部分入れ歯用と総入れ歯用がありますが、部分入れ歯用には防錆び成分が含まれているため、総入れ歯用を購入するようにしましょう。

<スポーツ用マウスガードの場合>
スポーツ用マウスガードは、あらゆる競技において外傷から歯を守るために装着するものです。その特徴は、ナイトガードと異なり非常にやわらかく厚みも薄いタイプである点です。

スポーツ用マウスガードは、歯科医院で作ろうとすると手間がかかり費用も高くなってしまうことから、市販で安価かつ手早く購入する方が多いようです。その材質は歯科医院で作るものと市販で購入するものとで異なりますが、どちらも保管方法は共通しています。

このタイプはナイトガードと異なり、湿った状態が長く続くと表面にぬめりやカビが発生してしまう原因になります。そのため装置を使用していない時の保管方法は、装置を乾燥させた状態で通気性の良いところに保管するのが正しい方法です。

お手入れの方法については、装置の表面が非常にツルツルしており、材質がやわらかいため、水を流しながら手洗いをするだけできれいにすることができます。またナイトガード同様、歯ブラシで磨く際は歯みがき粉を使用してはいけません。

装置を装着したままスポーツドリンクなどを飲んだりすると、飲み物に含まれた糖分により表面がぬるぬるしてしまうことがあるため注意が必要です。もしそうなってしまった時は、食器を洗う際に使用する中性洗剤で洗い流すことで解消されます。ただし食器洗い乾燥機で洗ってはいけません。スポーツ用マウスガードは非常に熱に弱く、食器洗い乾燥機の熱湯や乾燥の熱で簡単に変形してしまうためです。必ず水かぬるま湯で洗うようにしましょう。

矯正用マウスピースの場合
矯正用マウスピースの場合

最後に歯科矯正用のマウスピースの保管方法とお手入れについてご紹介します。矯正で使用するマウスピースはナイトガードやスポーツ用マウスガードと異なり、常時装着したままでいることがほとんどです。

装置はどれも透明で薄いプラスチックの素材でできており、保管方法よりもお手入れの仕方が重要になります。矯正用マウスピースは装置を装着したまま一日のほとんどを過ごし、場合によっては装置をつけたまま食事をしたりすることもあります。

さらに矯正が進むごとに装置も新しくなるため、ナイトガードとスポーツ用マウスガードと比べ、同じものを何ヶ月も長く使い続けることがありません。そのためマウスピースのお手入れがおろそかになりやすく、プラークが付着してしまい、虫歯や口臭の原因になることがあるようです。よって矯正用マウスピースを清潔に保つためには、まず食事の時はなるべく外すようにしましょう。

外した際は必ず洗うようにし、洗う時は水で洗い流すか、歯ブラシで磨くようにしましょう。歯みがき粉は、他のマウスピースと同様に使わないように。

マウスピースをつけたまま飲み物を飲む際は、お茶類やコーヒーなどの着色してしまうものは避けると良いでしょう。茶しぶは一度ついてしまうと、歯ブラシで磨いただけではなかなか汚れが落ちません。そのためつい強く装置を磨いてしまい、それにより装置が壊れてしまうこともあるのです。もしお茶などを飲む際は、装置を外すか、装置をつけたまま飲む際はストローを使用し、口のなかに含まないようにして飲むといいでしょう。もしくはお茶を飲み終わったあとになるべく早く装置をゆすぐことが大切です。

矯正用のマウスピースをきれいに保つには、食事の際なるべく外すことと、こまめに洗うことが大切です。

自己流で管理をしないこと

マウスピースはそれぞれの材質と使い方で保管方法やお手入れの仕方が異なってきます。そのため思い込みや独断などで管理せずに、それぞれのマウスピースの正しい扱い方をしっかり把握するようにしましょう。それにより装置を清潔に長く使い続けることにもつながっていきます。

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