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マウスピース矯正(インビザライン)
2017.03.5

どうして片顎だけ歯並びが悪くなるのか?インビザライン(マウスピース矯正)で片顎治療をする場合

はじめに

全体的な歯の噛み合わせには申し分ないものの、ごく一部の歯だけ歯並びが悪いといったことはありませんか。治療を考えるほど日常生活には困っていないものの、見た目が悪かったり、歯並びが悪いところだけ食べかすが挟まりやすかったりなど、気になることはあるはず。

「どうしてそこだけ歯並びが悪いの?」と疑問に思われる方のために、今回は「片顎」のみ矯正治療を行う例についてご紹介します。矯正をしようかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

なぜ片方の顎だけ歯並びが悪くなる?

ごく一部の歯並びだけ悪いといった場合、上の前歯か下の前歯だけといったことが多いと思われます。他の歯は問題ないが、そういった部分的なところだけ歯並びが悪くなる原因について考えたことはありますか。

ここでは、前歯という部分的なところだけ歯並びが悪くなる原因とそのケースについてご紹介します。

<開咬(オープンバイト)>
奥歯はしっかり上下の歯が噛み合うものの、前歯だけ噛み合わず隙間ができてしまうケースを「開咬(オープンバイト)」と言います。「開咬」になるおもな原因は幼少期のころにしていた「指しゃぶり」や「おしゃぶり」などが多いとされています。

その理由は、指やおしゃぶりなどを加えていることで、上下の前歯が噛み合わさらない状態が長く続くためです。それにより前歯で噛む力が衰えたり、顎の骨が変形したりすることで開咬になってしまいます。もし前歯で噛む力が足りないだけの場合は、トレーニングと片顎のみの矯正で改善が可能になる場合があります。

しかし、噛む力の不足と顎の変形が原因である場合は、片顎のみの矯正だけでは改善できない場合もあります。

<上顎前突(出っ歯)>
上の前歯の先端が外側に傾き、出っ歯のような状態になっている例を「上顎前突」と言います。「上顎前突」になるおもな原因は、先程の開咬の原因にもなっている「指しゃぶり」や「口呼吸」などがあげられます。

指しゃぶりの場合、口にくわえている指によって前歯が圧迫され、外側に少しずつ傾いていくことが原因とされています。「口呼吸」の場合、上顎がうまく発達せずに歯並びが悪くなってしまうことが原因とされています。

人は鼻で呼吸をすることにより、鼻の横にある上顎洞という大きな空洞が発達します。空洞が発達すると大きく広がり、それにともない上顎も発達していきます。しかし鼻呼吸が足りないと上顎洞がうまく広がらず、上顎もなかなか発達できないというわけです。

また、口呼吸をすると気道を作るために自然と舌が下におりるため、上顎を舌で圧迫することができずに上顎がうまく発達できないことなども原因となることがあります。さらに舌で前歯を押し出す癖がある方や、鼻づまりを起こしやすい鼻炎持ちの方なども注意が必要です。

<正中離開(すきっ歯)>
なぜか前歯の中心にだけ隙間ができてしまい、すきっ歯のようになってしまう例を「正中離開」と言います。「正中離開」になるおもな原因は「上唇小帯」の異常な発達や「過剰歯」などがあげられます。「上唇小帯」とは上唇を上に引っ張った時に、ちょうど前歯の中心の歯ぐきから伸びている襞のことです。

誰にでもついているこの「上唇小帯」ですが、人によって異常に大きく発達していることがあります。またその小帯が前歯の中心に入り込んでいると、小帯によって阻害された前歯はまっすぐ下に生えることができず左右に開いてしまうのです。この場合、矯正治療だけでなく小帯の治療も必要になることがあります。

さらに「過剰歯」の場合は、歯ぐきのなかに埋まっている余分な歯があるために前歯が左右に開いていしまっている状態です。よって矯正をはじめる前に「過剰歯」の抜歯の治療が必要になります。

<下顎前突(受け口)>
下顎の前歯が上顎の前歯より前に出ている状態であり、また下顎が異常に発達してしまい、いわゆる受け口であったり、しゃくれているような例を「下顎前突」と言います。

「下顎前突」のおもな原因は、先天的な下顎の発達異常や「口呼吸」などがあげられます。先天的な下顎の発達異常とは、生まれながらに下顎の骨が上顎より発達する傾向であったり、遺伝子的な問題により下顎より上顎の骨格が小さかったりすることです。こういった場合は遺伝的な要素に問題があり、早期に上顎の骨の発達を促す矯正やトレーニングをすることで改善できることがあります。また症状が軽度の場合は片顎のみの矯正治療でも改善できることがあります。

さらに「口呼吸」の場合、前述の上顎前突のように気道を確保するために舌が上顎より離れ、下に落ちていることが原因となっています。この場合、矯正治療とともに舌を正しい位置に戻すトレーニングが必要になります。その理由は、舌は会話や食事以外では上顎についていることが正常であり、また舌を上顎に押し付けるという行動により自然と下顎が後ろに下げられるためです。

片顎の矯正だけで済むのは軽度の症例のみ
片顎の矯正だけで済むのは軽度の症例のみ

片顎だけ歯並びが悪くなってしまう例とその原因などについてご紹介させていただきましたが、どのケースも片顎の矯正だけで改善できるのは軽度のケースのみです。何故なら軽度と呼ばれるケースはすべて、一部の歯並びの矯正と、全体の歯並びの調整で改善できる例だからです。

もし骨格の異常も絡んだ不正な歯並びの場合、歯列の矯正だけでは改善が難しく、また治療も長期的になることが多いのです。過剰歯が原因となっているケースの場合、矯正をするのであれば抜歯の治療は避けることができません。

一部の歯並びだけ悪いからといって、必ずしも難しい治療にはならないと考えないことが無難と言えます。

片顎の矯正治療にはインビザラインが最適

前歯の歯並びだけ改善したいという方や、部分矯正を考えている考えている方に、現在評判を集めているインビザライン(マウスピース矯正)をおすすめさせていただきます。

インビザライン(マウスピース矯正)は違和感が少ない上に、歯の見た目に影響しない装置で非常に精密な矯正治療をすることが可能です。そのため矯正をしたい部分と同時に全体の歯並びの調整も可能であり、治療後の見た目の仕上がりがとても良くなることがインビザラインの特長です。

装置が目立つことからワイヤーやブラケットを使用する矯正治療にコンプレックスがある方には特におすすめですので、ぜひお試し下さい。

医師の甘い言葉には注意
医師の甘い言葉には注意

今回は片顎のみ矯正することができるケースについてご紹介しました。ここで最後にもうひとつ注意点を申し上げます。一部の歯並びだけが悪いことを相談した際に、もし医師が「簡単ですよ」と言った場合は気をつけましょう。

またインビザライン(マウスピース矯正)を取り扱っている医院ほど、この言葉には注意が必要です。歯並びが悪い場所がごく一部といえど、その原因は決してひとつではなくさまざまな要素が絡み合った結果であるものです。そのため、医師が矯正治療とともに患者に改善のためのトレーニングをするよう求めてきた際は、協力的に応じましょう。

それにより良い歯並びを得る結果につながっていくことになるのです。

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株式会社デンタルプロモーション