マウスピース矯正(インビザライン) コラム
トップページ > コラム > マウスピース矯正(インビザライン) > インビザライン(マウスピース矯正)】インビザライン装着前のフッ素塗布で虫歯予防
-->
マウスピース矯正(インビザライン)
2017.04.7

インビザライン(マウスピース矯正)】インビザライン装着前のフッ素塗布で虫歯予防

インビザライン装着前のフッ素塗布で虫歯予防!肝心なグッズの選び方

目立たない、そして取り外し可能な矯正治療として注目を集めている新しいマウスピース矯正「インビザライン」ですが、インビザライン装着前にフッ素を塗ることで虫歯予防効果が高まります。このフッ素ですが、一体どんなものを選べば効果的なのでしょうか。

目立たない矯正治療のインビザライン
目立たない矯正治療のインビザライン

矯正治療と聞くと思い浮かぶのが、ブラケットとワイヤーではないでしょうか。歯の表面にひとつずつボタンのような装置とワイヤーを取り付けて、少しずつ歯を動かしていく矯正治療は、どうしても見た目に目立ってしまいます。特に接客や営業など、人前に出る仕事の場合、矯正器具が見えてしまうことで仕事に差し障りが出てしまうことがあります。歯の裏側に装置を装着するリンガル矯正という方法もありますが、やはり歯に装置をいるため、口を開けたときに見えてしまうことがあります。このことからやはり金属素材のものは目立ってしまうのです。そこで注目されているのが新しいマウスピース矯正である「インビザライン」です。

インビザラインの特徴は、ブラケットとワイヤーを用いた従来の治療法と大きく異なり、アライナーと呼ばれるマウスピースを装着して歯を動かしていきます。最初にレントゲン撮影、口腔内写真など患者さまの口の中の精査を行い、特殊ソフトを用いて治療過程をシュミレーションし、それに基づいて治療計画が立てられます。最終目標をはじめに設定するこの方法は、従来のブラケット治療とは全く異なった方法です。またこれまでのマウスピース矯正と比べてもかなりの違いがあります。インビザラインによる患者さまのメリットは「目立たない」「取り外しが可能」「痛みや違和感が少ない」「通院回数が少ない」「ホワイトニングも同時に行える」などが挙げられます。

インビザラインは虫歯にはならないのか?

メリットの多いインビザラインですが、一日の装着時間は20時間以上が望ましく、食事時以外はほとんど装着していることになります。そこで疑問になるのが「アライナーをずっと着けていると、虫歯菌や歯周病菌が閉じ込められて繁殖しないのか?」ということです。確かに長時間アライナーをつけたままの状態では、そのような心配を感じてしまうかもしれません。しかし患者さまもそこはよく情報を収集しており、アライナーを着ける前の念入りな歯磨きはもちろん、フッ素ジェルなどを塗布してから装着することで虫歯予防を行う方がたくさんおられるようです。最近では予防歯科の浸透、啓発によりフッ素入り歯磨き粉が主流となっており、日常のセルフケアで簡単にフッ素を取り入れて虫歯予防を行うことが可能となりました。インビザライン矯正を行っている患者さまもしっかり心得ており、積極的に虫歯予防を意識しているようです。

フッ素は濃度が大切
フッ素は濃度が大切

ではもう一歩踏み込んで、フッ素ジェルなどは市販されているもので効果は十分か?ということに着目してみます。「フッ素入りと書いてあったらどれでもいいだろう」と考えてしまうかもしれませんが、フッ素入り歯みがき粉は、製品により含有量に違いがあることをご存知でしょうか。フッ素入り歯みがき粉の選び方、歯科専売と市販のフッ素含有量の濃度の違いについて考えてみました。

<日本の薬事法で定められた歯みがき粉に含まれるフッ素の許容量は1000ppm>
日本の薬事法ではフッ素の許容量が決められており、1000ppm以下と決まっています。市販の歯みがき入り歯磨き粉は濃度が500ppm以下のものが多く、濃度としてはやや低めです。また歯磨き後に唾液などで薄まってしまうため、歯に取り入れられるフッ素量は微量という風に考えられます。

<歯科専売用のものは高濃度のものが多い>
これに対し、歯科医院で使われるフッ素や歯科医院専売の歯みがき粉、歯磨きジェルはほとんどのものが900~950ppmという高濃度のため、フッ素の持つ効果が存分に発揮されると考えられます。フッ素は虫歯予防だけでなく、酸によって歯の表面が溶けた状態(脱灰)に対し、修復する作用を持つという特製上、削る必要のないごく初期の虫歯に対して治癒する効果があります。このように、フッ素は虫歯及び歯の質を強化する役割を持っているため、積極的に取り入れたいものです。そして効率よくフッ素を取り入れるためには、歯科専売のものがやはり効果が高いでしょう。特にジェルタイプのものは発泡剤が含まれておらず、泡立ちにくいためすみずみまでフッ素を行き渡らせることができます。中にはフッ素濃度が高いだけでなく、殺菌作用も配合されているものもあり、虫歯予防と歯周病予防のどちらも効果が期待できます。子ども用のフッ素入り歯磨き粉も、歯科専売品は市販品のものに比べて濃度が高いものを取り扱っており、歯科医院内でも虫歯予防として使われています。

歯科医院で取り扱う高濃度のフッ素の働きから考えて、インビザライン装着前に虫歯予防としてフッ素塗布を行う場合、できれば歯科専売のものが望ましいと言えます。ほとんどの歯科医院では、受付周辺に口腔ケアグッズが販売されています。もし販売されていなければ、歯科医師や歯科衛生士に相談してみるといいでしょう。何らかの形で歯科専売品を手に入れることができるかもしれませんし、どんなものを選べばよいか、濃度などについても説明をしてくれます。自己判断で効果の低いものを選ぶよりは、口腔内のプロに色々と相談するほうがより高い効果を望めるでしょう。

インビザラインを活用し、美しい歯並びと虫歯予防を

矯正治療、特にインビザラインをはじめとしたマウスピース型矯正治療は一歩間違えれば虫歯菌を閉じ込めて繁殖させてしまう可能性がありますが、逆にフッ素塗布をきちんと行うことで虫歯予防、歯質の強化をすることができます。特に寝ている間は雑菌が繁殖しやすく、アライナーに閉じ込められた唾液により細菌が溜まりやすくなるため、ブラッシング後フッ素をしっかり塗ってからアライナーを装着すると雑菌の繁殖を抑えることができるでしょう。取り外し式という特徴を利用し、フッ素を使った虫歯予防を行うことで美しい歯並びと強い歯を手に入れることが可能です。フッ素の優れた効果を発揮するためにも、歯科医院でプロの判断を仰ぎ、実践するようにしてみてはいかがでしょうか。

<サイト運営会社>
株式会社デンタルプロモーション