マウスピース矯正(インビザライン) コラム
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マウスピース矯正(インビザライン)
2017.04.13

他のマウスピース矯正とインビザラインの違いは?メリットから確認してみよう

はじめに

ここ最近、患者さまの認知度も上がってきたインビザライン。コンピュータでの製作により、より正確な治療が行えることはもちろん、患者さまの治療の手間も省くことが出来るなど、メリットは様々です。長い治療期間を必要とする矯正治療ですが、インビザラインでどのように変わっていくのか。インビザラインの治療例を元にご紹介していきます。

インビザラインの治療の流れとは
インビザラインの治療の流れとは

インビザラインは通常の矯正と異なる点はどのような部分にあるのでしょうか。実際の治療流れから見ていきます。まず、矯正治療に欠かすことが出来ない点は、歯科医師のカウンセリングです。このカウンセリングで完成時のイメージ、どの歯をどれだけの期間をかけて動かしていくかなど細かな治療計画を相談、決定していきます。この時に疑問点を解消しておくことで、完成時に「思っていた歯並びと違う」などのトラブルを避けることにもつながります。

カウンセリングを終えると実際の治療に進んでいきます。歯型を取り、それをもとに矯正装置を作ります。矯正装置は歯の移動とともに作り替えながら、治療を進めていきます。そのため、従来の治療法であれば、2週間~1カ月に一度は歯科医院で歯型を取る作業が発生します。歯型を取る際にはアルジネイトやシリコンと呼ばれる型を取る材料をお口に入れるため、不快感がある方もいるかもしれません。

それに対し、インビザラインでは通常の矯正と比較して歯型を取るのは最初の一度だけという特徴があります。通院の手間や患者さまの負担も少なくなるメリットがあります。

光学スキャナを利用したデジタル検査ってどんなもの?

歯型を取る際に思い浮かぶのはピンク色の印象材などをお口に入れることをイメージする方が多いのではないでしょうか。以前は柔らかい印象材を噛んで歯型を取る方法が主流でしたが、近年ではiTeroなどによる光学スキャンニングを導入している歯科医院も増えてきています。

インビザラインをはじめとした、自由診療の治療で導入が進んでいる光学スキャニング。光学スキャンニングはレーザーと光学スキャンニングでデータを取得することで、歯の表面、歯ぐきの型取りが出来ます。一度のスキャンで300枚の画像を撮影し歯の形を再現していきます。

また、デジタルによる型取りには手軽さ以外に精度の面でもメリットがあります。通常の歯型を取って作る歯の模型は、歯型に石こうを流し込み作っていきます。実はこの時、歯型、そして、石こうが固まる際には膨張する特性があります。そのため、模型通りにぴったりと矯正装置を作ってしまうと緩いものが出来あがってしまいます。

実際の製作では歯科技工士が模型を削る、きつめに作るなど職人の感覚で調整をしながら製作を進めていきます。デジタルデータによって、きつさや適合も自動で調整をしてくれるため、治療の完成度も高くなります。

インビザラインの方が費用も抑えられるケースも
インビザラインの方が費用も抑えられるケースも

矯正治療を行うにあたって気になるのが費用面です。ではインビザラインと通常の矯正を比較するとどのように料金が変わってくるのでしょうか。

まず従来の矯正では、定期的に歯科院へ通い、装置を調整する必要があります。2週間から1カ月に一度のペースで通院をします。歯の動きを見ながら装置を調整し、さらに歯を動かせるよう、ワイヤーを締めるなどの措置を行います。その際には処置料という調整費が必要になります。これは通院の度に費用がかかるものです。歯の動きを見ながらワイヤーを調整していく必要があるため、必要不可欠な工程となりますが、患者さまによって歯の動き方は異なるため、最後まで治療費が分からないものになります。

それに対し、インビザラインは歯科医院にもよりますが、定額制となっているケースも多くあります。定額制であれば、治療が長引くにつれて料金が増えていくこともなく、治療を開始するときに費用も分かるため安心です。また、通院の期間も2,3カ月に一度のため、仕事が忙しい方の負担も抑えられます。

自由診療である矯正治療は歯科医院によって価格設定が異なるため、まずは治療を検討している歯科医院へ相談してみるようにしましょう。

気を付ける点も異なるインビザライン

インビザラインをはじめとしたマウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて通院頻度も少なく負担も抑えられます。そんなインビザラインですが、矯正成功のために気を付けなければいけない点もあります。ルールを守らないと治療も失敗してしまう可能性があります。インビザラインは着脱が可能なマウスピースタイプのため、自宅でも治療を進めることが出来ます。しかしながら、1日の中で装着をしていなければいけない時間も決まっています。このルールを守らないと、歯を動かすための十分な時間が確保できずに、歯が動かなくなってしまうため、新しいインビザラインが入らなくなってしまう恐れがあります。それにより、治療計画が変わってしまうため、追加で費用が発生してしまう場合もあります。

また、治療中のお口の中のお手入れにも気を使う必要があります。マウスピースを装着中には内面のだ液の流れが悪くなります。それにより、菌も繁殖しやすい環境になります。食事中にはインビザラインを外すことになりますが、食事後、改めて装着する際には必ずお口の中を清潔にしておくようにしましょう。

矯正中に歯周病などになってしまうと、矯正よりも治療を優先させなければいけないため、治療計画の変更が必要になってしまうこともあります。

まとめ

インビザライン矯正により矯正治療時の患者さまの負担も少なくすることが出来るようになりました。従来であれば、歯科医院へ定期的に通い、治療期間も長いイメージがつきものでしたが、ワイヤー矯正と比較して通院頻度も少なく治療も受けられます。その一方で、インビザラインは一度の講習を受けただけでも治療をすることも出来てしまいます。ワイヤー矯正のような複雑な調整技術も必要ないためです。これはメリットでもありますが、経験不足の歯科医師でも治療を行うことが出来てしまうことにもつながり、デメリットになる可能性もあります。

歯科医院を選ぶ際には歯科医師の治療実績にも注目することでより安心して治療を受けることが出来ます。

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