マウスピース矯正(インビザライン) コラム
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マウスピース矯正(インビザライン)
2016.10.21

マウスピース矯正(インビザライン)への誤ったイメージ|正しい知識を持って矯正治療を

はじめに

マウスピース矯正(インビザライン)は痛みを感じにくく、装置が目立たない点から多くの患者に受け入れられやすく、マウスピース矯正(インビザライン)を取り入れている歯科医院は現在も増えてきています。それに伴い世間でも矯正治療に対する関心が強くなり、深刻な歯並びの問題に悩んでいる方だけでなく、ごく一部の歯並びを治したい方も矯正をするようになってきました。そのため矯正治療をすることは決して珍しいことではなくなってきているものの、マウスピース矯正(インビザライン)への誤ったさまざまなマイナスイメージも広がっているようです。

今回は広くマウスピース矯正(インビザライン)に抱かれている誤解についてと、マウスピース矯正(インビザライン)の正しい実態についてご紹介します。

矯正にかかる治療費

マウスピース矯正(インビザライン)の治療にかかる経費について、多くの方はどれくらいの額をイメージされますか? ちなみに従来のワイヤー矯正の場合、症例などによってその金額は変わってくるものの、上下ともに矯正装置をつける場合に80万以上から100万円近くかかります。対してマウスピース矯正(インビザライン)の場合、同じく症例や医師の技術によって金額が変わることがありますが、最低40万円ほどで治療することができ、高い金額の場合でも70万円ほど。ワイヤー矯正と比べて30万円以上の費用を抑えることができます。

この金額は多くの歯科医院で取り入れられている「アソアライナー」というタイプのマウスピース矯正(インビザライン)の目安であり、装置が変わることにより金額も変わってきます。現在国内で導入されているマウスピース矯正(インビザライン)の種類は「アソアライナー」をはじめとした7種類。「イークライナー」「DENマウスピース」「オペラグラス」「アクアシステム」「エシックス」「インビザライン」があります。どれも素材や形は似通っていますが、特長と矯正効果は少しずつ異なります。

ちなみに部分矯正のように簡単な矯正に向いている「エシックス」や「アクアシステム」の場合は費用が低めに設定されている傾向があります。逆に「インビザライン」のように複雑な歯並びも矯正できる精密な装置の費用は高めに設定されているでしょう。そのため矯正をする医院を選ぶ際には、それぞれの歯科医院で設定された治療にかかる費用の額を参考にしてみるのも一つの手です。ホームページなどで医院内に取り入れている矯正装置の種類を紹介している場合は、それも参考にしましょう。

治療期間について
治療期間について

ワイヤー矯正と比べ、装置の僅かな厚みで歯を動かすマウスピース矯正(インビザライン)は治療が終わるまでにたくさんの時間がかかるとイメージしている方が多いようです。無論、部分矯正のような簡単な矯正を除けば1年以上の期間が必要となることが多いですが、ワイヤー矯正よりも長くかかるかというとそうではありません。ワイヤー矯正とマウスピース矯正(インビザライン)の違いは装置が取り外しできるかそうでないかということと歯の動かし方にあり、それ以外はあまり変わりません。

マウスピース矯正(インビザライン)は食事と歯みがきの際は装置を外すことになりますが、それ以外ではつけたままになります。そのためワイヤー矯正のように長時間装置をつけた状態とあまり変わらず、歯は動かされ続けているのです。また歯が動くスピードについては装置の違いによって変わるものではなく、普段の噛む力や歯槽骨の状態によって変わってきます。

ただし、マウスピース矯正(インビザライン)は装置を取り外しができる点において装置を決められたとおりに装着しなかったために、治療が遅れてしまい期間が伸びるといったケースもあります。よってマウスピース矯正(インビザライン)はワイヤー矯正よりも治療期間が伸びるといったイメージは誤解であると言えます。

むし歯や歯周病のリスク

マウスピース矯正(インビザライン)は長く装置をつけたままにしなくてはいけないため、その間にむし歯のリスクがあがってしまうのではと考える方がいるようです。確かに装置をつけている間は歯に唾液が行き渡らず、むし歯の菌が増殖する傾向になることは考えられます。しかし装置を外してしっかりとしたケアを行っていればその心配は必要ありません。

歯は「むし歯の菌」「唾液の質」「食生活」の3つの条件がすべて悪い傾向になった時に初めてむし歯になります。装置を長くつけたままにしていることで必ずしもむし歯になりやすくなるとは限らないと言えるのです。歯周病についても同様のことが言えます。

歯周病の原因菌は歯周ポケットに潜んでおり、装置によって覆われる歯の表面や歯の間にはあまり付着していません。そのため装置をつけていることで歯周病のリスクがあがることはあまり関係性がないと言えるでしょう。

抜歯について
抜歯について

マウスピース矯正(インビザライン)は抜歯を行わずに矯正をすることができる、抜歯を伴う矯正は難しいというのがこれまでの評価でした。抜歯をする必要がないといったイメージに対しては、一部の矯正治療において当てはめることができます。それは小児矯正におけるマウスピース矯正(インビザライン)の場合です。骨格の成長と歯の生え変わりに合わせて矯正を行うことで最終的に抜歯を伴わずに永久歯を並べられる可能性が高くなり、非抜歯によるマウスピース矯正(インビザライン)が可能となるのです。

しかし成人矯正の場合は必ずしも抜歯をせずに矯正できるとは限りません。ちなみに抜歯をしなくても歯並びを矯正できるのは軽度の不正歯列の場合であり、それ以上の複雑な不正歯列の場合は抜歯を必要とすることがあります。抜歯を伴う矯正も可能であるのは「DENマウスピース」と「インビザライン」です。非常に治療が難しい症例ではワイヤー矯正も必要となることがあります。

●ワイヤー矯正との兼ね合い

マウスピース矯正(インビザライン)が苦手としているのは「奥歯の矯正」や「歯の並行移動」です。しかしあらゆる難しい歯並びにも対応してきている「インビザライン」によって、本来マウスピース矯正(インビザライン)が苦手としている動きも可能になってきていることは事実。それでもワイヤー矯正によって可能である複雑な動きをマウスピース矯正(インビザライン)で行う場合、治療期間が長期化し費用が非常に高くなってしまうこともあります。そういったことからワイヤー矯正も併用した治療が理想的とされる場合もあり、どういったことを優先的に治療するかで判断をすることになるでしょう。

マウスピース矯正(インビザライン)は調べることができる

ワイヤー矯正では使用する装置はあまり多くなく、それ以外に使用される特殊な装置があることを知っている患者は少ないため調べられることはあまりありません。それに対しマウスピース矯正(インビザライン)は非常に注目されている治療であるため、インターネットなどで調べればたくさんの情報が得られます。治療を始める前にマウスピース矯正(インビザライン)がどのようなものなのかをしっかり理解してから治療を始められるといいでしょう。

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