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マウスピース矯正(インビザライン)
2016.11.11

親不知を抜歯しないとどういった影響が?マウスピース矯正前にチェック!

はじめに

歯の矯正治療を行う際、出来れば抜歯しないで治療をしたいと思う患者様は多いものです。抜歯は良くないものというイメージを持つ方もいますが、必ずしも抜歯=悪ではないのです。ケースによっては、抜歯をしたほうが歯並びや噛み合わせにとってプラスになる場合もあります。非抜歯の治療を行うものの、後戻りによって以前の歯並びに戻ってしまうこともあるのです。

抜歯することの重要性について

では、どのようなケースで抜歯が望ましいのでしょうか。まず、あげられるのが歯を並べるスペースが不足している場合です。顎が小さい他、親不知の存在も原因となることがあります。歯のスペースが足りないと、歯が顎のアーチ内に並べることが出来ず、ガタツキが出たり、アーチの外に飛び出す歯が出て来てしまいます。

アーチ自体を外に広げる治療もありますが、治療後に歯の神経に悪影響を及ぼすリスクもあります。また、出っ歯を治す治療を行う際には、アーチを内側に入れる必要が出てきます。そのため、抜歯をすることで治療を進めるケースがあります。

親不知は20歳前後に生えてくる傾向にありますが、年齢の若い時期に生えてくる歯はとても力が強いものです。そのため、他の歯を押してしまい、最終的な歯並びも崩れしまう恐れがあることから、治療前に抜歯をすることが望ましいのです。

<親不知が原因のトラブルとは>
マウスピース矯正をはじめるにあたり、親不知の抜歯を行わないとどのようなトラブルの可能性があるのでしょうか。一定期間で複数のマウスピースを付け替えていくマウスピース矯正の治療中に、虫歯治療を行うことは出来れば避けたいものです。当初予定していた治療計画にズレが生じてしまうためです。

親不知は最も奥に生えている歯であることから、ブラッシングがしにくくなります。特にまっすぐ生えていないケースでは、ブラシを正確に当てることが出来ないため、磨き残しが発生するリスクが高くなってしまいます。マウスピース装着時は内面に汚れが付きやすく、だ液の流れも悪くなります。細菌が繁殖しやすい環境になっているため、虫歯や歯周病を避けるためにも、注意が必要です。

また、まっすぐに生えている親不知でも、そのまま放置していると反対側の歯に当たるまで伸び続けてしまい、マウスピースが装着できなくなってしまうこともあります。親不知が原因で咬み合わせ自体が崩れてしまうこともあります。崩れた後の咬み合わせ治療では長い時間と手間がかかるため、あらかじめ予防をしておくことが大切です。ストレスや体調の変化によって、急に親不知周辺の歯ぐきが腫れて痛みを感じることもあります。そうなったときに矯正治療中では急に抜歯が行えないこともあるため、事前の抜歯が望ましいのです。

マウスピース矯正ではどんなケースで親不知を抜歯する?
マウスピース矯正ではどんなケースで親不知を抜歯する?

マウスピース矯正では、短期間で治療も行えることから多くの人に人気の治療法です。前歯のがたつきを治すなどの治療に向いています。歯並びを整える際には、まずスペースを確保する必要があります。奥歯を後ろに動かすことになりますが、その際、親不知が生えていると動かせなくなってしまうため、抜歯をしてからマウスピース矯正を行うのです。矯正治療をしていく中で無理に歯を並べようとすると、前から7番目の歯が斜めに並んでしまうことがあります。この歯は2番目に大きい歯であることから、噛み合わせにおいて特に重要な意味を持ちます。そのため、まっすぐになるように悪影響を与える親不知を抜歯する必要があるのです。

また、実際の抜歯の際には上下左右の4本を抜歯しますが、その際、食事が出来なくなってしまわないよう、左の上下、右の上下の2回に分けて抜歯を行います。

<中には親不知を抜歯しなくてもいいケースも>
マウスピース矯正を始める場合には、親不知を抜歯することが望ましいですが、中には抜歯をしなくても問題がないケースもあります。以下のようなケースでは矯正治療に影響がないとされています。まず挙げられるのが、通常の歯として機能している場合です。まっすぐ生えていて、反対の歯としっかり咬みあっている場合には、矯正に悪影響を与える心配はありません。歯は咬みあう歯がないとそのまま生え続けてしまう特性があります。それにより、歯ぐきに当たってくるなどの弊害が生まれてしまうのです。

また、歯ぐきの奥に埋まっている場合にも、無理に抜歯をすることなく治療を進めることが可能です。痛みなどの症状が出ていなければ、歯ぐきを切開してまで、抜歯をする必要はありません。

出来ることならば、親不知であっても最大限利用していきたいところです。将来的に親不知の手前の歯が虫歯になってしまった際など、橋渡しの土台として活用できる可能性もあるためです。しかしながら、親不知自体は退化傾向が強い一面もありますので、元から生えていない方もいます。

まとめ

マウスピース矯正をはじめるにあたり、生えている親不知が気になる人も多いかもしれません。出来れば抜歯をしないで治療を行いたいものですが、ケースによっては抜歯をした方が良い矯正治療を行うことが出来る場合もあります。親不知を抜歯することで、歯を動かしていく際に奥歯を移動させるスペースをつくることが出来るのです。

マウスピース矯正は2週間ごとに新しいマウスピースを付け替えながら治療を進めていきますが、その途中で抜歯をする場合には治療計画に遅れが発生してしまう恐れがあります。抜歯直後には痛みが伴い、マウスピースの装着が難しい場合もあります。急に歯ぐきの腫れや、痛みが発生してしまう恐れもあることから、あらかじめ抜歯をしておくと安心です。

しかしながら、ケースによっては抜歯を行わなくてもマウスピース矯正に影響を及ぼさない場合もあります。親不知が斜めに生えていると普段のブラッシングがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、反対の歯と咬みあっていないと生え続けてしまい、歯ぐきを傷付けてしまう恐れもあります。

このような状態になく、まっすぐ生えており、反対の歯としっかりと咬みあっているケースでは、通常の歯として使用出来るため抜歯することなく矯正治療を進めることが出来るのです。

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