マウスピース矯正(インビザライン) コラム
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マウスピース矯正(インビザライン)
2016.07.7

痛みを感じる治療なのか|マウスピース矯正(インビザライン)の疑問

矯正治療の第一印象

みなさんが矯正治療へ抱かれている印象のひとつは、「強い痛みを感じる」ことではないでしょうか。そのため、歯の矯正が必要であると自覚をされている方でも、そのほとんどの方が治療を躊躇ってしまっていたことと思われます。
しかし、ワイヤーを使用せず、痛みが少ない矯正治療と言われたマウスピース矯正(インビザライン)が国内に広まってきたことにより、矯正に対するこれまでの印象は払拭されつつあります。では、マウスピース矯正(インビザライン)はワイヤー矯正を比較し、どれほど痛みを感じなくなるのでしょうか。また、初めて矯正をする方たちにとっても痛みのない治療として受け入れられるのでしょうか。ここでは、マウスピース矯正(インビザライン)で感じる痛みと、それへどう対応すればよいのかについてお話ししていきます。

今までの矯正の痛み
今までの矯正の痛み

一般的な矯正治療であるワイヤー矯正では、歯に装置を固定し、強い力をかけ続けることで急速に歯の位置を動かすことができました。しかし、これは人によっては非常に苦痛を覚えることでもあり、痛みの度合いによっては日常生活に支障が出てしまうこともあるようです。また、装置が口腔内の粘膜や組織を傷つけることにより、口内炎などになってしまうトラブルや、うまく歯ブラシをあてられず歯肉炎やむし歯になる可能性もあります。

ワイヤー矯正は、まだ成長途中である子供のように、骨が軟らかく、順応力が高い場合、あまり痛みによるトラブルは起きにくいとされています。それと比較し、成人矯正の場合は体の成長が終わって骨の組織も子供と比べ硬くなっていることから、ワイヤー矯正をした際に身体的苦痛が伴う傾向にあるようです。矯正治療は何歳からでも始められる治療である反面、治療を始めるのが遅ければ遅いほど、ワイヤー矯正による負担を感じる度合いは大きくなってしまうという特徴を持っています。
また、ワイヤー矯正は歯に強い負担をかけることになるため、歯の根が短い場合や歯周病にかかっている場合は、矯正をすることで逆に歯を失ってしまう恐れもあります。

マウスピース矯正(インビザライン)の痛み
マウスピース矯正(インビザライン)の痛み

マウスピース矯正(インビザライン)の場合は、1ミリ以下の装置の厚みを利用した僅かな力により時間をかけて歯の移動を行います。そのため、ワイヤー矯正と比較し、矯正による歯の痛みの感じ方は劇的に変わるようです。また、装置が口腔内を圧迫するようなこともないため、粘膜や組織を傷つけることもありません。
そして、ワイヤー装置のように歯に固定していないため、万が一、痛みを感じた場合でもいざという時に自分の手で外せます。そういった違いから、マウスピース矯正(インビザライン)によって痛みを感じることは極めて低いことが考えられます。

しかし、歯をしっかり矯正するためには装置をできるだけ長くつけている必要があるため、矯正を開始したばかりの数日は少なからず歯を圧迫される感覚や僅かな痛みを感じる可能性があります。また、治療中は歯を動かし続けている状態であるため、食事の際に歯を噛み合わせた時に痛みを感じることも珍しくありません。その場合は噛む力をコントロールしたり、食べる物を歯に負担をかけない柔らかな物にしたりするなどの工夫が必要になってきます。

また、あらかじめ、ある程度の痛みを感じるということをあえて想定しておくことで、実際に感じる痛みが少なく感じることもあるようです。もし、マウスピース矯正(インビザライン)の治療の痛みに疑問を感じた時は、自身の痛みへの感受性と、マウスピース矯正(インビザライン)を始めた際に起こりえる変化をよく理解する必要があります。
痛みの感じ方は個人差があり、体験している人によって感想が変わってくるため、必ずしも痛みや違和感が全くないと断言することは難しいという点は理解しておいてください。

強い期待は逆に危険
強い期待は逆に危険

歯の確実な矯正のためには痛みや負担は避けられないとしていた歯科矯正に、マウスピース矯正(インビザライン)という夢のような矯正装置が現れたことで、多くの医院がマウスピース矯正(インビザライン)を採用しています。またマウスピース矯正(インビザライン)を推奨する理由のひとつに必ず「痛みを感じない」というポイントがあることと思われます。そのことを「無痛」と結びつけてしまう方は非常に多いことでしょう。マウスピース矯正(インビザライン)もあくまで矯正治療のひとつであり、歯を動かすことは少なからず痛みが伴うことがある、ということを忘れてはいけません。

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