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矯正歯科
2017.06.21

顎のラインを整える美容外科のヒアルロン酸と矯正はどちらが先?

はじめに

多くの女性は美容のために様々なケアを日々行っています。中には美容整形を行い、美しさを追求する人もいます。初対面では顔の正面から見られていると思うかもしれませんが、実は横顔もしっかり見られていることはご存知でしょうか。

では、実際に美しい顔と呼ばれる条件とはどのようなものなのでしょうか。その基準と呼ばれるeラインをはじめ、矯正治療によって美容を行う方法をご紹介します。

美しさの象徴とも言えるeラインとは
美しさの象徴とも言えるeラインとは

美しい顔と言われるための基準の1つにeラインがあります。このeラインはエステティックラインの略称でアメリカの矯正歯科医師が美しい横顔の基準として考案しました。では実際にどのような基準を示すのでしょうか。

これは横顔を鼻、顎先で結んだラインに唇が触れなければ美しい顔立ちとされるものです。この基準に当てはまる顔は適度な凹凸があるため美しいとされています。仮にこのラインに唇が触れていると、「口元が前に出ている」、「鼻が低い」状態です。

また、ラインに唇が触れない場合には、「顎が出ている」、「鼻が高い」ということになります。このように唇がeライン上にある位置によって、美人な顔立ちであるかが決まってきます。上唇もしくは下唇のどちらかが、eラインよりも外側に出ていたり、eラインよりも内側にあるならば、その基準は満たしていない形となります。

理想とされるのは、eライン上に上唇、下唇の端がくると望ましく、反対にずれているほど理想から離れた顔立ちということになります。鼻がある程度高く、唇は前に出すぎていない、そして顎も適度に前に出ているとバランスが取れた顔立ちと言えるでしょう。オードリーヘップバーンをはじめ、多くの美女と呼ばれる人はこの条件に当てはまるとされています。

ヒアルロン酸でeラインをつくる

このラインを整えるために行われる美容整形で、良く耳にするのがヒアルロン酸注射です。ヒアルロン酸を顎や鼻に注入することで高さを出すことが出来ます。それにより、eラインに顔立ちを近付けることが出来ます。例えば顎を出すことで口の出っ張りを相対的に少なくし、eラインに唇が触れないような顔立ちにすることも出来ます。また、輪郭の逆三角形が強調され、すっきりして見えるメリットもあります。

しかしながら、美容外科で行う施術にもデメリットがあります。それが効果の持続期間です。ヒアルロン酸を注入することですぐに効果が出ますが、ヒアルロン酸は徐々に吸収されていく特性があります。また、固形ではなくジェル状であることから、3ヶ月~1年くらいで形が崩れ効果がなくなってきます。

費用も一度の注入で約5万円前後かかることから長期的に見ても高額となります。ヒアルロン酸はいつでも行える施術の1つでもあるので、最後の方法として検討しておくのもいいかもしれません。

矯正治療によって顎のラインを整える
矯正治療によって顎のラインを整える

矯正治療は歯並びをきれいにするだけではなく、フェイスライン、そして口元全体をより美しくするための治療法とされています。eラインを整える際には歯の矯正治療も選択肢の1つです。顎のラインを整えるために美容外科で顎の高さを出す方もいますが、その前に矯正治療を試してみる方法もあります。

前歯が前に出すぎているためにeラインに唇が触れてしまっているケースの場合、前歯を内側に入れる治療を行います。具体的には歯を並べるスペースがなければ抜歯をしてから、内側に移動をさせていきます。上の前歯が内に入ることで、相対的に顎を前に出すことが出来、美しいラインに近づけることが出来ます。

また、上唇の位置を決めたあとに、唇の位置、形態を決め、歯をどのように矯正していくか、顎をどのように整えるかを決めていきます。このような治療を行うことで歯並び、そして咬み合わせの改善を行っていきます。

ヒアルロン酸による施術を行う前に矯正治療を行い、その効果を見たうえでヒアルロン酸を使用していくと、より無駄なく治療を進めていくことが出来るでしょう。仮にブランケットが付いていたとしても、ヒアルロン酸注射には全く問題はないので安心して治療を進めることが出来ます。

歯並びや顔立ちには人それぞれ好みがありますので、一人一人に合った希望のラインに近づける為ように治療を進めていくことが大切です。

それでも早く結果を出したいという場合には

歯の矯正治療によって顔立ちの変化も期待できますが、基本的に矯正治療は1~3年のスパンで治療を行っていきます。歯が動くスピードが一カ月に1ミリとも言われているため、この期間を縮めるのはなかなか難しいものです。

では、矯正治療中にヒアルロン酸を注入して顎を前に出しても問題はないのでしょうか。結論からいうとケースによっては並行して美容外科の治療を受けることも可能です。

近年では矯正の治療計画もコンピューターで試算していくケースも増えてきています。例えばヒアルロン酸を入れた場合にどれほどの顎の変化が見込め、バランスが崩れることはないのかなど、シミュレーションが出来るようになっています。

そのため、途中でヒアルロン酸を注入し、顎の高さが変わってしまったとしても矯正治療には影響は少ないといわれています。

しかしながら、矯正治療は自由診療でもあり、治療開始時のカウンセリングで歯科医師から様々なルールの説明を受けている場合もあります。それにより、途中で美容外科の治療を受けることを禁止する契約を結んでいる可能性もあります。

その際には歯科医師とのコミュニケーションを取りながら、美容外科に行っても問題はないかなど、歯科医師、美容外科の医師両方に相談したうえで治療を進めていくことをおすすめします。「矯正治療中に勝手に美容外科を受けてしまった」ということがないように注意が必要です。

まとめ

美容の基準とされているeライン。このラインを保つために顎の高さを出す、ヒアルロン酸を注入している人も多くいます。実際には矯正治療で顎の位置の修正まで出来てしまうこともあります。

ヒアルロン酸注射には効果の持続期間が短いというデメリットもあることから、一度矯正治療を行ったうえで経過を見ながら次の治療を考えていくことが大切です。

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