矯正歯科 コラム
矯正歯科
2017.08.23

ブライダル矯正のメリットとできること

はじめに

一生に一度の晴れ舞台と言えば結婚式。純白のドレスに身を包み写真を撮る機会も多いことでしょう。最近では、結婚式の当日に合わせて歯も美しくするブライダル矯正が注目を集めています。

今回は結婚式に合わせて歯並びを綺麗にできるか心配に思っている方のために、実際のケースも合わせてご紹介していきます。


ブライダル矯正ってなに?
ブライダル矯正ってなに?

ブライダル矯正と聞いても実際にどんなことを行うのか疑問に思う方も多いかもしれません。矯正治療といえば長い治療期間がかかるイメージですが、ブライダル矯正では、結婚式や前撮りに合わせて短い期間で見た目を整える治療を優先して行います。基本的な治療の流れは従来の矯正と変わりません。

まずはカウンセリングを通じて、結婚式、前撮りまでの日程、当日までにどのような歯並びにしたいのかなど、患者さまのご要望をヒアリングしていきます。その際に些細な疑問点も聞いておくようにしましょう。その後、治療計画や見積もりを出してもらい、精密検査に入っていきます。

治療は結婚式までに終わらせるプランと結婚式後も治療を続けるプランの大きく2つに分けられます。来院回数も患者さまに合わせて少なくできるように計画を立ててもらえることもありますので、カウンセリングの際に相談してみるようにしましょう。

式までに治療を終わらせる場合には、前歯だけの部分矯正を行う場合もあります。継続していくケースでもまず目に入る前歯から治療を始めていきます。重なり合っている歯を整えていくなど目立つ箇所の矯正を先に行い、結婚式が終わると全体的な治療に入っていきます。その際にも見た目が気になる方は、ワイヤーが透明なタイプの矯正や歯の裏側に装置を付ける裏側矯正、またはマウスピース矯正で治療を進めることもできます。

また、万が一治療中に妊娠された場合でも、ご要望に合わせて治療を中断させることもできます。その場合には治療が終わる時期も後ろにずれてしまいますが、問題なく治療は行うことができます。

必ずしも見た目だけを重視して治療を行わないケースも

歯を整える際、目立つ前歯から治療を行うことになりますが、必ずしも前歯の治療を優先して行えないケースもあります。

例えば、前歯の重なりが大きい場合には、歯を並べるスペースを作る作業が必要になります。そのため、まずは奥歯を動かし、その後に前歯を動かすという段階を踏み治療を進めていくケースもあります。そのため、 治療計画により結婚式に治療が終わらない場合もありますが、ご安心下さい。

結婚式の当日だけ装置を外すこともできるため、安心して笑顔で迎えることができます。また、マウスピース矯正であれば、着脱が容易なため、式の間だけ取り外しておくことも簡単です。

しかしながら、装置を外している時間が長くなるほど、歯が元の場所に戻ろうとする後戻りが発生するリスクも高くなります。ワイヤー矯正では後戻り防止の装置(リテーナー)を作り装着することでリスクを軽減させることができます。その装置はマウスピースタイプで着脱ができるため、式の当日は外すことができます。

イベントが終わったら早めに歯科医院へ行くことをおすすめします。マウスピースであっても式が終わったら装着をし、装着していない時間をできるだけ少なくするようにしましょう。

ホワイトニングを合わせて行う方も
ホワイトニングを合わせて行う方も

ブライダル矯正によって歯並びを美しくするとともに歯の色も白くしておきたいという方も多いかもしれません。そのようなケースでは矯正と合わせてホワイトニングを行うことをおすすめします。

ホワイトニングにも歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングの方が短期間で効果が出やすいといわれていることから、結婚式に向けたホワイトニングでは、オフィスホワイトニングがおすすめです。

では、ホワイトニングはいつから始めればいいのでしょうか。ホワイトニングは何度か施術を受けることで理想とする色まで歯を白くしていきます。白くなりやすさは個人差がありますが、少なくとも1ヶ月前から始めることで理想とする白さに歯の色を近づけることができるでしょう。

しかしながら、虫歯があるとホワイトニングができないこともあるため、早めに相談をしておくことが大切になります。

抜歯を伴う治療の場合にはどうするの?

治療の内容によっては歯のスペースを作るために抜歯を行うケースもあります。抜歯をする歯は第一小臼歯の場合が圧倒的に多いものです。第一小臼歯とは犬歯の隣にある前から4番目の歯です。そのため、比較的目立ちやすい箇所の歯を抜歯することになります。

抜歯をしたスペースによってできた隙間を埋めるために、歯を大きく動かす必要もあり、隙間が埋まるまでの期間も長くなります。このような場合には、仮歯を入れることで見た目や発音も問題なく当日を迎えることができます。結婚式が終わると仮歯を外し、装置を付けて治療を再開します。

また、虫歯などの治療も並行して行うことができるので、ホワイトニングと合わせて審美を重視したセラミック治療や、外科処置をすることで、気になる黒ずみなども綺麗にすることができます。

まとめ

近年では、歯を美しくすることへの意識が高まっていることもあり、ブライダル矯正が注目を集めています。結婚式や前撮りの準備をしていくうちに歯並びが気になってきても、「式まで時間もないし、矯正は無理かも」と思っている方も多いかもしれません。そんな方はブライダル矯正を行うことで見た目を重視して、治療期間も短くすることができます。

仮に結婚式当日までに治療が終わらなくても、一時的に装置を外したり、隙間が目立たないよう仮歯を入れるなどの処置をしてくれます。

また、治療をしていくうちに歯並びだけでなく、色も綺麗にしたいという思いが出てきた際にはホワイトニングやセラミック治療を合わせて行うことで、より理想とする歯並びに近づけられるでしょう。

いずれにしても治療期間が長いほど選択肢は広がるため、気になった時にはできるだけ早く歯科医院へ行き、相談をするようすることで、安心して結婚式当日を迎えられます。