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矯正歯科
2017.10.16

赤ちゃんの歯磨きはいつから 正しい仕上げ磨きについて

はじめに

「赤ちゃんの歯磨きはいつ頃から始めるのがベストなの?」「仕上げ磨きを嫌がる子はどうしたらいい?」など、子供の歯磨きに関する悩みはつきません。

そこで今回は赤ちゃんの歯磨きを始める時期やその目的、そして仕上げ磨きのポイントなどについてご紹介したいと思います。


赤ちゃんの歯磨きを始める時期
赤ちゃんの歯磨きを始める時期

子育てを初めて経験する方であれば、赤ちゃんはいつ頃に歯が生えだすのか、また歯磨きはいつ頃から始めたら良いかなど、気になることも多いことでしょう。

ここでは赤ちゃんの歯磨きを始めるタイミングや歯磨きの目的などについて解説していきます。

■赤ちゃんの歯が生えたらすぐ歯磨きを開始する
乳歯の生えはじめは生後6か月頃、下の前歯が最初に生えてきます。赤ちゃんの歯磨きはこの下の前歯が生え始めたらすぐに開始します。

ただいきなり口の中に歯ブラシを入れても、赤ちゃんが嫌がってうまく進めることができません。そこで赤ちゃんの歯磨きの導入をスムーズにするために、歯が生え始める前から歯磨きの準備を行っておくことが大切です。例えば、歯が生える前から口元に触れる回数を増やしたり、清潔なガーゼで口を拭うなどして、口の中に物が入ってくることに慣れさせておくと良いでしょう。

■赤ちゃんの歯磨きは「習慣づけ」が大きな目的
赤ちゃんの歯磨きは汚れをきれいに落とすことよりも、まずは歯磨きの習慣を身に着けさせることを重点に置きます。そのためには短時間でも良いので、できるだけ毎日歯磨きを行うことを心がけましょう。

確かに歯磨きをする最大の目的は、歯についた汚れを落とし虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防することにあります。しかし、離乳食しか口にしない赤ちゃんは食べ物のバリエーションもそれほど多くなく、食べるものを保護者の方がコントロールできます。したがって糖分の量などに十分気を付けておけば、この時期は虫歯に対してそれほど神経をとがらせる必要はありません。

乳歯の虫歯が増えだすのは、歯が生えそろう2歳後半ごろです。この頃になると食べ物の種類も増え、お菓子やジュースを口にする機会も多くなります。その時期までに毎日歯磨きをすることをしっかり覚えさせることが、赤ちゃんの歯磨きでは1番の目的と言えるでしょう。

赤ちゃんの正しい仕上げ磨き

歯磨きが嫌いなわが子の仕上げ磨きは、多くの保護者の悩みの種です。中には虫歯にしたくないという必死な思いから、無理矢理でも仕上げ磨きをするという方もいらっしゃいます。

しかし誤った方法や無理矢理行う仕上げ磨きは、さらに子供の歯磨き嫌いを増長させるほか、歯や歯ぐきを傷める恐れもあるので注意が必要です。

■仕上げ磨きの基本
歯ブラシを口に入れることに慣れてきたら、優しく歯を磨いていきます。赤ちゃんの動きが安定しない時はひざの上にすわらせ、片手で抱っこするようにして歯ブラシを口にいれます。動きが安定してきたら頭を膝の上に乗せて仰向けにし、反対の手で顎を固定しながら仕上げ磨きを行いましょう。

歯ブラシは鉛筆持ちで握り、力は決していれずにそっと歯に触れる程度で構いません。また上の前歯の中心あたりには小帯とよばれるヒダがあります。このヒダに歯ブラシがあたると赤ちゃんはとても痛がるので、唇をそっと持ち上げて、ヒダに強くあたらないよう気をつけましょう。

■無理強いはせず、短時間で終わらせる
赤ちゃんが仕上げ磨きを嫌がった場合、無理強いするのは逆効果です。先にも述べたように、この時期の歯磨きは習慣づけが重要な目的であり、仕上げ磨きを無理矢理行えば、ますます歯磨き嫌いになってしまいます。

赤ちゃんが仕上げ磨きはなるべく機嫌の良い時間帯を選び、どうしても嫌がったら時には諦めることも肝心です。また、あまり時間をかけずに5~10秒程度にとどめることも、仕上げ磨きをスムーズに行うポイントでしょう。

■上手にできたら褒めることも忘れない
仕上げ歯磨きを嫌がる子供に対しては、まず歯磨きの時間を楽しく過ごさせることが大切です。初めのうちは歯磨きも遊びの延長ととらえ、歌を歌ったり、優しく話しかけるなどして親子で楽しい時間を過ごしましょう。

また子供が仕上げ磨きを嫌がらず上手に行えたら、思いっきり褒めてあげることも忘れてはいけません。子供は褒められることでモチベーションが上がり、そのことが自発的に歯磨きを行うきっかけになります。

■小学校低学年ごろまでは仕上げ磨きが必要
仕上げ磨きはいつまで続けるべきか悩む方も多いようですが、特にいつまでという決まりはありません。ただ永久歯が生え始める6歳以降は乳歯と永久歯が入り混じる時期が続き、汚れがたまりやすく歯ブラシも当てにくくなります。

そのため、もし本人が嫌がらなければ小学生の間まで仕上げ磨きを行う方が理想的と言えます。最低でも自分でしっかりと歯磨きができるようになる小学校低学年ぐらいまでは、就寝前に保護者の方の仕上げ磨きが必要です。

乳歯の虫歯が赤ちゃんに与える影響
乳歯の虫歯が赤ちゃんに与える影響

「乳歯は虫歯になってもいずれ抜けるから問題ない」と安易に考えるのは非常に危険です。乳歯の虫歯はその後の発育に大きな弊害をもたらす危険があるので注意しましょう。

■歯並びや永久歯への影響
虫歯によって乳歯を早くに失うと、歯並びを悪くしたり、顎の成長にも影響を及ぼします。また神経に達するような深い虫歯の場合、乳歯の下にある永久歯にも炎症が波及し、永久歯の成長を妨げます。

■身体の発育、発音への影響
乳歯が虫歯になるとうまく食べ物が咬みきれず、栄養状態に支障をきたします。また歯は発音にも深く関係しており、言葉を覚える時期に虫歯で歯を失えば、発音障害を招くおそれもあります。

まとめ

乳歯の虫歯は身体の発育や発音、歯並びなどに悪い影響を及ぼします。子供の健やかな成長のためには、早い時期から歯磨きの習慣や正しい歯磨きの方法を身に着けておくことも非常に重要です。

赤ちゃんの歯磨きは歯が生えだしたらすぐに開始し、まずは歯ブラシに慣れさせること、そして歯磨きの習慣を身に着けさせることを意識しましょう。誤った歯磨きの方法や無理矢理行う歯磨きは、赤ちゃんの歯磨き嫌いをますます強くさせます。まずは保護者の方が正しい仕上げ磨きの方法を身に着け、そして親子で歯磨きを楽しむことが大切です。

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