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矯正歯科
2017.11.13

歯科矯正治療で注意すべきセカンドオピニオン|受ける病院のポイント

はじめに

現在の矯正治療に疑問や不安を持った場合、そのまま治療を続けずに他の歯科医師の意見を聞いてみる「セカンドオピニオン」を受けるのはとても有効的なことです。ただ、虫歯の治療で納得いかないので歯科医院を変える、というようなレベルで気軽にできるものではありません。矯正となると長い期間がかかり費用負担も大きい治療のため、気軽に転院することができないからです。

そこで今回、セカンドオピニオンを受ける病院の選び方についてご紹介します。これから矯正をお考えの方や現在治療中だが不安を抱えている方もぜひ参考にご覧ください。


セカンドオピニオンを受ける必要性
セカンドオピニオンを受ける必要性

矯正治療は専門性が高く、高度な技術と経験が必要な分野です。治療が始まると数年単位で期間かかり費用も大きい治療ですから、患者も重大な決断をすることになります。歯並びはもちろん矯正法もさまざまですが、すべての矯正法を全ての歯科医師ができるというわけではありません。また、矯正に至るまでの診断・抜歯・非抜歯の判断等も違います。

治療法の選択肢は多岐に渡りますので、自身の希望と歯科医師の診断が合致し、信頼して治療を任せることのできる歯科医師と出会えるまでセカンドオピニオンを受けることは意義あることなのです。

矯正歯科のセカンドオピニオン

歯科矯正でセカンドオピニオンを受けるのには、治療開始前と治療開始後の2パターンあります。

■治療前のセカンドオピニオン
専門性を問われる矯正治療をどこで受けるか決めるためには、一人の歯科医師だけでなく複数の歯科医師にセカンドオピニオン、サードオピニオンを求めることをおすすめします。そして自分にとって最適な歯科医師を選択します。たとえば導入している治療法、抜歯、非抜歯の選択、矯正の期間などについて、それぞれの医師を比較検討してみましょう。

■治療開始後のセカンドオピニオン
現在受けている矯正治療に対して疑問や不安を抱えている場合に受けます。現在の方法が納得のいく治療法であるかどうかの再確認にもなりますし、悩みながら治療を受けるよりも他の医師の診断も参考にして選択肢を広げることが、より満足いく治療につながるでしょう。

■患者主体過ぎる治療方針はおすすめできません
患者はできるだけ早く治療を終わらせたいものですし、治療費もできるだけ安く抑えることを望みます。また、歯を抜かずに治療することや付けていることが目立たない装置が可能かどうかなども加えて、患者の要望に応えられる技術を持った歯科医師が求められます。
しかし患者の要望を何でも受け入れてくれるのが良い歯科医師とはいえません。一番大切なのは、歯科医師が「患者にとって本当に最適な矯正治療」を提案できているかということです。

セカンドオピニオンを受ける病院の選び方
セカンドオピニオンを受ける病院の選び方

では本題の「病院の選び方」についてです。満足のいく矯正治療を受けるためにはどのような部分をポイントに選択するべきなのかご紹介します。

■矯正治療の経験豊富な歯科医院
矯正治療はどんな装置を使ってどのように歯を動かしていくかの経過をしっかり見極め、治療計画を立てることができるかが成功のカギです。しっかりとした治療計画を立て、それを患者が納得いくまで説明することができていれば、万が一途中で治療方針に変更が必要になっても患者への説明もスムーズにできます。そのためには矯正の教育をしっかり受け、臨床経験も豊富な矯正専門医を選ぶことをおすすめします。

■「矯正専門医」のいる歯科医院
矯正治療は、歯科医師免許があれば行うことは可能です。しかし専門的な知識や技術が多いため、矯正専門医のいる歯科医院をおすすめします。矯正専門医とは、知識や技術、経験等において認定されるものですから、選択する上でひとつの目安になります。また、専門医がいても最初の診断のみで調整等は他の医師がおこなうというような歯科医院もあります。できれば初診カウンセリング・診断・治療すべてを必ず矯正専門医がおこなっている歯科医院を選びましょう。

■患者に最適な治療法を見極め提案してくれる歯科医院
歯を抜かないで治療することや短期間で矯正できるといったような、患者にとって魅力的な事ばかりを宣伝文句にしている歯科医院はどうでしょうか?矯正治療は審美歯科とは違い、見た目だけ綺麗並べればよいというものではありませんし、患者の望みどおりにすることが最適な方法であるとはいえないのです。患者にとってどの治療法が最適であるか見極めることのできる歯科医師に出会うことが大切なのです。

セカンドオピニオンを受ける際の注意点

セカンドオピニオンを受ける歯科医院は行き当たりばったりではいけないことがお解りいただけたと思います。次に具体的な歯科医院選択の際の注意点をいくつかご紹介します。

■まずは現在の担当歯科医師に相談を!
セカンドオピニオンを考える方の傾向として、現在の歯科医院との信頼関係が構築されていないことが多くみられます。まずはセカンドオピニオンを受ける前に、現在の担当医師に不安や不満を率直に質問してみましょう。そこで不安が解消され、意外に上手くいく場合も多々あります。それでも解消されないと感じてからセカンドオピニオンを受けても遅くはありません。

■料金体系が明確なシステムであるか
矯正治療は保険適応外がほとんどで、料金システムは医院によって差があります。まず、相談料、検査料、診断料、矯正装置料、画像診断料などが初診料にどれだけ含まれているかを確認しましょう。また、毎月の処置料やクリーニング料、また治療終了後の保定装置料や保定観察料があらかじめ納入する治療費にどこまで含まれているのかという点などが明確かどうかも確認しておきましょう。

■矯正治療中に起こり得る事を明確に説明してくれるか
矯正治療を受けるにあたり、もしも抜歯が必要になった場合や虫歯の治療が必要になった場合にどうするのか。その歯科医院が一般歯科も一緒におこなっているか、もしくは連携した一般歯科医院があるのかなどは事前に確認が必要です。また、万が一後戻りをしてしまった場合などの対処法や金銭的な確認などもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

矯正治療は専門性が大きく、歯科医院を選択するのも難しいものです。口コミなどの評判や患者が魅力的に感じることばかりではなく、本質的な技術力や経験度などもしっかり加味し、自身にとって最適な歯科医院と出会える探し方をしたいものです。

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