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矯正歯科
2018.01.25

歯列矯正中に喫煙を行なうリスク

はじめに

歯並びの良し悪しでその人の印象というのは大きく変わっていくものですよね。歯並びが良くないと、つい口元を隠してしまったりして自然に笑うことが出来なくなってしまうでしょう。清潔感のある口元を手に入れることにより、前向きで明るい生活を送ることが出来るのではないでしょうか。そして審美面だけではなく、噛み合わせの悪さによる顔や全身のバランスの乱れ、咀嚼しにくいために起こる胃腸や消化器系の不調、日常のケアがしにくいための虫歯や歯周病など、歯並びの悪さは様々な害を身体に与えてしまいます。最近では大人になってから歯列矯正の治療を始める方も多く見られます。でも、その時に気をつけていただきたいのが喫煙です。喫煙は歯列矯正における様々なリスクが潜んでいます。


歯列矯正とは

矯正する装置を歯に装着し、切開せずに正常な位置に動かしていくことを歯列矯正と言います。いくつかの方法があり、気になる部分だけを矯正する「部分矯正」、取り外し可能な「マウスピース矯正」、白いセラミックをかぶせて形を整える「セラミック矯正」などがあります。また、ブランケットという器具を取り付ける「ブランケット矯正」は、ワイヤーを通して形を整えるものですが、透明なものもあるので見た目は以前よりさほど気にならないでしょう。いずれも歯医者さんが診察し、歯の状態に合わせて行っていきます。治療の期間は約1年から3年程度で、いずれも特殊なケースを除き保険対象外となっています。金額はその歯の状態によって異なりますが、15万円から150万円とやはり高額になってしまいます。

歯列矯正によって得られるものは?
歯列矯正によって得られるものは?

美しく整った歯並びは清潔感とともに自信を与え、周囲を気にすることなく笑顔でいられるはずです。噛み合わせも改善され、隙間に食べ物が詰まることもなくなり、日常のケアもだいぶ楽になるでしょう。歯がもたらす身体への影響はとても大きく、人の一生を変えてしまうといっても過言ではありません。長生きの秘訣は歯の本数と言いますが、「食べる」という人生の楽しみを少しでも長く楽しめるように、健康な歯はとても大切なものです。他に咀嚼することで得られるものは、唾液の分泌による免疫力アップや胃の消化を高めることなどがあります。また、見た目が整ってくると自然に笑顔が増え、副交感神経が優位になりうつうつとした日常とは無縁になっていくのではないでしょうか。

喫煙がもたらす歯や歯茎への影響

喫煙をしていると、煙草に含まれるニコチンが歯に付着して黄ばむのはもちろんのこと、綺麗なピンク色だったはずの歯茎も黒ずんでしまうことになります。これはメラニン色素が沈着してしまうことにより起こってしまうことです。笑った時に見える歯茎が黒ずんでいたら、なんとなく嫌なものですよね。また、煙草に含まれるニコチンには血液の循環を悪くさせ、唾液の分泌を減らすという作用もあります。唾液の分泌が減れば口の中の菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因となります。歯茎の黒ずみに加えて口臭までも!これは絶対に避けたいものです。そして血液の流れが悪くなると歯茎が固くなり腫れや出血が目立たず歯周病に気付きにくくなることがあります。
もちろん歯だけではなく、肌に与えるダメージや様々な病気を引き起こす危険性が潜んでいます。

歯列矯正中に喫煙を行うとどうなってしまうのか
歯列矯正中に喫煙を行うとどうなってしまうのか

喫煙によってもたらされる歯や歯茎への影響は、まず、煙草に含まれるニコチンにより歯が黄ばんでしまうことがあげられます。装置をつけていた部分は白く、つけていなかった部分は黄色くなるというように、せっかくの歯列矯正が台無しになってしまう事態が起こってしまいます。また、その装置も黄色く変色してしまいますので、清潔感とは程遠くなってしまいますよね。そして血管が収縮してしまうため、歯の動きが悪くなり治療を長引かせてしまうというデメリットも存在します。他にも、歯列矯正中は装置が邪魔をしてただでさえケアをしづらくなってしまうので、喫煙によって殺菌作用のある唾液が分泌されにくくなると、虫歯や歯周病を引き起こしやすくなってしまいます。
矯正期間を長引かせないためにも、歯列矯正を行うための注意点をしっかりと守っていきましょう。禁煙は必須です。

健康で美しい歯を手に入れるために

上記でお伝えした通り喫煙は絶対にNGです。高額な費用を払ってまで行った治療がすべて台無しになってしまいます。副流煙も場合によっては歯に影響も与えることもあるのでご家族で喫煙する方がいるのでしたら注意が必要です。そして歯列矯正の治療が終わったとしても、歯の状態はまだまだ不安定で動きやすい状態にあり、歯科に通院が必要になります。リテーナーという装置で元の状態に戻ってしまうのを防ぎますが、その期間を考えるとだいぶ長期に渡り治療を続けなければなりません。なるべく短い期間で終わらせるためには、無用なリスクは極力避けたいものですよね。

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