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矯正歯科
2018.03.22

子供の成長に合わせた歯列矯正。治療の流れと種類

はじめに

子供の歯並びや噛み合わせが気になっているパパやママにとって、「矯正を行うべきなのか?」また「いつどのタイミングで矯正を行ったら良いか?」と、悩んでしまうかもしれません。「きっと痛いだろうからかわいそうかな…」と心配になってしまうこともあるかもしれません。特にお子様が成長期の場合は、日常生活への影響など心配になることも多いでしょう。歯並びに心配なことがある場合、歯医者さんで相談だけでもすることが可能です。
今回は、成長期の子供の歯列矯正について、治療の流れなど詳しくお話しいたします。


子供の歯列矯正の流れ
子供の歯列矯正の流れ

矯正治療は大人になってから行うことも可能ですが、子供のうちに開始するメリットは多くあります。歯並びは、「歯」だけの問題ではなく顎の位置、つまり骨格にも問題がある場合が多いため、成長途中の顎がまだ固まっていない子供のうちに治療を行えば、骨格もあわせた矯正を行うことが可能になるのです。また、矯正器具もシンプルなもので済むケースが多いです。
子供が矯正治療を行う場合、一般的には2段階に分けて行います。

1.一期治療
一期治療は乳歯と永久歯が混合している5~11歳頃に行います。この時期は、二期治療を行う準備として簡単な装置を使用し、上下の顎のバランスを整えたりや部分的にワイヤーを使用した矯正治療を行います。
また、指しゃぶりや舌の動かし方が歯並びを悪化させている場合もあるので、そういったよくない癖を早期に発見し直していくことも治療の一環になります。
永久歯が揃うまで、何年間もずっと続けて行うのではなく、実際に矯正を行うのは1~2年前後です。この期間は2ヶ月に1回ほどの通院が必要になります。その後は、3~6ヶ月に1回ほどのペースで歯医者さんに経過や歯の成長具合を確認してもらいます。

2.二期治療
永久歯がそろったら、大人の歯列矯正と同じようにワイヤーなどを用いて全体的な矯正治療を始めます。歯並びや噛み合わせを整えるために抜歯を行う場合もあります。二期治療の治療期間は2年前後で、月1回ほど通院することが多いでしょう。二期治療が終了しても、歯並びや噛み合わせを維持するためにリテーナーという装置を使用する必要があります。この期間にも3~6ヶ月に1回歯医者さんに通いましょう。

矯正治療に使用する装置は?

子供の歯の状態によって、矯正方法や使用する装置は異なります。装置の種類はいくつかありますが、使用できる期間が限られているものもあるので、治療計画と一緒に歯医者さんに相談してみましょう。適切な時期に適切な装置で治療を行うことが一番です。

■拡大装置(拡大床)
顎を広げて、歯生えてくるスペースを確保するために一期治療で使用します。
取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に不便になることがありません。しかし、子供が嫌がって外している時間が長くなってしまうと効果はなくなってしまいます。

■ワイヤーブラケット
二期治療から使用する、ワイヤーを用いた大人の矯正と同じ装置です。費用は高くなりますが、効果が高く、歯並びを細かく調整できます。取り外すことができないため、メンテナンスは難くなります。

■マウスピース
一期治療、二期治療の両方で使用し、種類も豊富です。取り外しができるのでメンテナンスや身体の負担は少ないと言えます。透明なマウスピースなら、目立たないので周囲からも気付かれにくいでしょう。しかし、歯を移動させる力が弱いので即効性は低く、矯正期間が長くなることもあります。

■ヘッドギア
顎の成長段階にある一期治療で使用し、出っ歯などを矯正します。効果も出やすく、子供が寝ている間のみ装着するので日常生活に支障はないでしょう。

パパやママのサポートが大切!
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子供が歯列矯正をするにあたって、どのぐらい日常生活へ影響するのかということは気になるポイントかもしれません。一般的なスポーツではほとんど影響はありませんが、柔道や空手などの場合は気を付ける必要があります。気になる場合は、マウスピースなどでカバーすることこともできます。他には、管楽器を演奏する際、矯正装置をつけて演奏することに慣れるまで音が出しにくくなってしまうこともあります。また、楽器によっては演奏する時に出っ歯になりやすい力を必要とするものもあるので注意してください。
子供の矯正を成功にさせるために重要なことは、「子供のやる気」でしょう。定期的な通院や矯正装置のメンテナンス、時には痛みを我慢しなければならないことも出てくるでしょう。特に、矯正を始めた頃は痛みを強く感じることが多いため、嫌がる子供も多いでしょう。矯正治療の大切さを説明してあげることも必要でしょう。子供自身が根気強く続けることができなくては、治療の効果は得られません。子供が頑張って続けられるように、食事を工夫してあげたり、食後の歯磨きを一緒行って習慣づけるなど、家族が積極的にサポートしてあげましょう。

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