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矯正歯科
2018.03.28

歯並びが悪化する!子どもの指しゃぶりは今すぐやめさせて

はじめに

赤ちゃんが指しゃぶりをしているという姿は珍しくはないでしょう。生まれたばかりの赤ちゃんでも指しゃぶりを行っているのを見たことがあるかもしれませんが、なんと、まだお腹の中にいる頃から指しゃぶりをしている赤ちゃんもいるんです。このように赤ちゃんと密接な指しゃぶりですが、長く続けていると歯並びに悪影響を与えてしまうのです。指しゃぶりに限らず、おしゃぶりを長く使用することもよくありません。
そこで、指しゃぶりと歯並びの関係や、対処法について見てみましょう。


なぜ指しゃぶりをするのか
なぜ指しゃぶりをするのか

赤ちゃんがどうして指しゃぶりをしているのか、ご存知でしょうか?お腹の中にいる頃や、生まれてすぐの赤ちゃんが行っている指しゃぶりは「哺乳反射」というもので、口に触れたものに反射的に吸い付くという生理的な動作です。これは、生まれてすぐにおっぱいを飲めるように備わっているものなのですが、生後6ヶ月ごろになると見られなくなってきます。その後、1歳前後までは指をおもちゃの1つとして口に入れる様子が見られますが、成長につれて色々なおもちゃや友達と遊ぶようになってくると指しゃぶりは自然となくなってきます。
このように赤ちゃんの頃に行っている指しゃぶりは、心身の発達に必要な行動なのです。一方で、幼児期になっても指しゃぶりをしている場合は、癖になってしまっていたり、発達状況や生活環境、情緒に関わることが影響していることが考えられます。例えば、自分でうまく感情をコントロールできなかったり、緊張してしまったりすると、気持ちを落ち着かせるために指しゃぶりをしてしまうというようなケースもあります。また、人間関係のストレスが関係している場合もあるようです。

指しゃぶりを続けているとどうなるか

3歳頃までの指しゃぶりは生理的な現象によることがほとんどなので心配ないでしょう。しかし、5歳を過ぎても指しゃぶりを続けていると口内環境に影響が出てきてしまうので注意が必要です。この頃は、乳歯から永久歯に生え変わる頃でもあるので、特に気をつけなければなりません。

■噛み合わせの異常が起きる
指しゃぶりを続けていると、前歯が出て「出っ歯」になってしまったり、上の歯と下の歯の間に隙間ができてしまう、奥歯の噛み合わせがずれるなど、噛み合わせが悪くなってしまいます。噛み合わせが悪いと、食事を十分に噛み砕いて食べることが難しくなり、成長にも影響を与える可能性があります。

■発音がしにくくなる
特に、サ行、タ行、ダ行、ナ行、ラ行が発音しにくくなったり、舌足らずになってしまうことがあります。

■口呼吸になってしまう
きちんと噛み合わさっていないことによって、口がぽかん空いたままになってしまったり口呼吸の癖がついてしまうことがあります。

対策法
対策法

指しゃぶりを叱って無理やりやめさせようとすることは、子供にとって良いことではありませんし、逆効果になってしまうこともあります。子供がストレスを感じてしまい、ますます指しゃぶりを続けてしまうことも考えられます。
少しずつ他のことに意識をそらしてあげて、自然にやめられるようにサポートしてあげましょう。

■外遊びや運動をする
外で遊ぶなど、たくさん体を動かして体力を使うようにしてみましょう。

■手あそびをする
室内では、手遊びや積み木をするなど、手を使う遊びをたくさんやってみましょう。スプーンやフォークに挑戦してみるもの良いでしょう。

■寝る前は読み聞かせをしてみる
眠くなると指しゃぶりをしてしまう子も少なくありません。絵本の読み聞かせ
をしてあげると、指しゃぶりをしなくてもママの声に安心することができたり、
お話の内容に集中して指しゃぶりをすることから意識をそらしてあげることができます。

■スキンシップを増やす
不安やストレスから指しゃぶりをしてしまう場合は、スキンシップをふやしてあげましょう。特に寝る前などは、指を口に入れないように手をつないでそばにいてあげると安心できるのではないでしょうか。

■言葉で伝える
2、3歳頃になれば、パパやママのお話は理解出来るようになっています。ただ、ダメ!というのではなく「お口が痛くなっちゃうからやめようね」など理由を説明してながら、やめられるように促してあげましょう。

成長に合わせて様子をみましょう

子供の歯のことを心配するあまり、ママが焦ってしまってはうまくいかないかもしれません。そればかりか、ママにとってもストレスになってしまいます。子供の成長に合わせて少しずつ進めてみましょう。スキンシップをとって不安な気持ちが解消されれば、自然にやめるようになるかもしれませんね。
また、歯並びや癖で気になることがあれば、ご家庭で心配しているよりも歯医者さんに相談してみましょう。乳歯のうちに口内の状態をみてもらっておくと歯並びなどに問題がある場合なども早期発見につながります。また、2歳頃から歯科検診を行っている自治体もあるので、該当する年齢になったら参加するとよいでしょう。

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