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矯正歯科
2018.03.31

歯列矯正中の子供が痛がっている!原因と緩和方法とは

はじめに

「歯列矯正は痛い」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。また、実際に歯列矯正を行ったという方の中でも「痛かった」と答える方も多いかもしれません。確かに、しっかり生えている歯を移動させることを想像すると「痛い」ということも納得できそうですね。しかし、痛みの感じ方には個人差があると言えます。これは子供にも同じことが言えるでしょう。歯列矯正を行っているお子様が「痛い、痛い」と言っていても、どの程度の痛みなのか、親が判断するのは難しいかもしれません。
矯正装置や方法によっても痛みの程度は違ってくるでしょう。そこで今回は、子供の歯列矯正中の痛みについてお話しいたします。


こんな時に痛む!
こんな時に痛む!

歯列矯正をしているといっても、矯正期間中ずっと痛みを感じているというわけではありません。慣れるまでは我慢しなければなりませんが、通常であれば時間とともに痛みは軽減されていきます。
矯正を始めた子供が痛みを感じることが多いのは以下のような場面です。

■歯が動く時
矯正器具をつけて歯が動き始める時は痛みを感じます。特に、初めてつけた時は慣れていないこともあるので歯がしめつけられたような強い痛みを感じることが多いでしょう。何もしていなくても歯に痛みを感じてしまうこともあります。器具を調整した時などにも痛みを感じることが多いですが、数日で治ることがほとんどです。その後は「痛み」から「違和感」に近い感覚になっていくでしょう。

■食事をする時
矯正器具のつけ始めの頃は、食事中に痛みを感じることもあります。特にかたいものを噛んだ時などに強く痛みを感じるでしょう。通常であれば次第に痛みは感じなくなってきます。
また、痛みが治まれば食事に制限はありませんが、装置が破損してしまうほどかたいものは避けたほうがいいでしょう。ガムやキャラメル、お餅なども装置にくっついてしまうことがあるので注意してください。

■矯正器具が口内にあたっている時
口内に器具があたって痛みを感じることもあります。唇や舌、歯茎に矯正器具があたって傷や口内炎になってしまうこともあります。
また、舌で器具をさわったり、口内にある矯正器具になれていないため誤って噛んでしまい口内炎になってしまうこともあります。

痛みを和らげるには?

矯正をはじめて1~2日は痛みを強く感じることが多いため、嫌がる子供も多いかもしれません。どうしても我慢できないという時は、痛い部分を皮膚の上から冷やしたり、口の中を氷水で冷やすなどをして、痛みが落ち着くまで安静にしてみましょう。痛み止めを使用することも問題ありませんが、そこまで強く痛みがでることは少ないでしょう。
食事中の痛みは、メニューを工夫することで緩和できます。はじめの数日間は、歯に負担のかからないような柔らかいものにしましょう。当然ですが、かたいものは避けた方がよいです。
また、矯正器具の接触による痛みが続く場合は、歯医者さんに相談して調整してもらいましょう。専用のワックスもあるので処方してもらうことも可能です。
口内炎や傷がひどい場合も歯医者さんにみてもらうと安心です。

器具による「痛み」の違い
器具による「痛み」の違い

装着する装置によって、痛みの強さや痛みを感じる部位が異なります。

■マルチプラケット装置
歯の表面にワイヤーをつけて歯を移動させる最も一般的な装置です。矯正器具の中で、最も痛みを感じやすいでしょう。

■顎間ゴム
マルチプラケット装置を使用するときに上顎と下顎に輪ゴムをひっかけて矯正を行うものです。奥歯に痛みを感じることが多いようです。

■顎外固定装置
顔の外に装着する装置で、自宅にいる時などにつけます。取り外すことが可能です。出っ歯を改善するヘッドギアや、反対咬合を改善するチンキャップなど、幾つかの種類があります。

■床矯正装置
永久歯が生えてくるスペースを確保するために顎を広げる装置です。食事や歯磨きの際には、自分で簡単に取り外すことができます。入れ歯のような形状をしているので、はじめは会話がしにくいかもしれませんが、他の方法に比べて痛みは少ないでしょう。

■マウスピース矯正
透明なマウスピースのみを装着します。全体的にきつく感じることもありますが、痛みは比較的少なく、金属を使わないので傷などになることはないでしょう。

歯医者さんで定期検診を忘れずに!

矯正期間中は1~2ヶ月に1回を目安に歯医者さんに診てもらう必要があります。頻度は歯医者さんから指示をうけると思うので、きちんと守りましょう。また、矯正器具が付いていると、歯磨きがしにくくなってしまいます。磨き残しは虫歯の原因になりますので普段よりも丁寧に歯磨きを行ってください。普段は一人で歯磨きを完了させている小学生でも、仕上げ磨きをしてあげると良いでしょう。その点においても定期検診をうけることで、矯正の進み具合をチェックしてもらうだけでなく、虫歯などの口内の異常も早期発見にもつながります。

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