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矯正歯科
2018.04.4

自己流はNG!矯正装置・リテーナーの正しい洗い方

はじめに

歯医者さんで、歯磨きの方法を注意されたことはありませんか?自分では丁寧に磨いているつもりでも、案外磨き残しや行き届いていない部分があるものです。普通に磨いていてもまだまだということなら、矯正装置やリテーナーをつけていたらなおさら。装置が邪魔をして歯が磨きにくい!思うように磨くことができない!ということがよくあるのではないでしょうか。時間をかけてケアをしているつもりでも、食べかすが残っていたり、虫歯菌などの細菌が繁殖しているかもしれません。せっかく歯並びを整えているのに、今度は虫歯や歯周病にかかってしまったら大変です。これまでの自己流ケアを見直し、正しい方法でお口をきれいに保ちましょう。


洗い方を間違えるとどうなる?
洗い方を間違えるとどうなる?

矯正装置やリテーナーをしていると、口内の隅々まできれいにすることはなかなか難しいことですよね。一生懸命ケアすることは大切ですが、正しい方法を知らず自己流でやっていると、せっかくの行為が台無しになってしまうことがあります。

■ついやってしまう「ゴシゴシ磨き」
器具の隙間がどうしてもきれいに磨けなかったり、器具が邪魔をして歯ブラシが届かなかったりすることはよくあります。なんとか丁寧に磨こうと、歯ブラシに力をこめてゴシゴシと磨いている方も多いのではないでしょうか。しかし、実は矯正装置やリテーナーをしているところを力強く磨くのはNG行為。強い力が加わることで、器具が破損してしまう恐れがあるのです。せっかく装着した矯正装置やリテーナーを無駄にしてしまうことにもなりかねません。また、破損まではいかなくとも、器具に目にはみえない程の小さな傷がつくことがあります。「小さな傷くらい」と思われるかもしれませんが、器具に傷がつくことでそこに溝ができ、細菌が繁殖しやすい場所になってしまうことも。磨きづらいので、ついついゴシゴシと力を入れてしまいがちですが、器具を傷つけ壊してしまったり、細菌のすみかとなって口内環境が悪化してしまう原因となるので、注意してください。

■洗浄剤を使う時も要注意
取り外しができる矯正装置やリテーナーについては、洗浄剤に浸ける方もいると思います。一回の洗浄できれいにしたいからといって、記載の時間よりも長く浸けているということはありませんか?洗浄剤に長い時間浸けてしまいがちですが、実はこちらもNG行為。記載時間を大きく超えて浸けていると、金属部分の変色など器具の破損につながることがあります。洗浄剤は決まった時間で使用するようにしましょう。また、浸けた後はしっかりと水洗いをしてください。万が一液剤が残ったままの器具を装着した場合、口内のかぶれや炎症を引き起こす可能性があります。

矯正装置・リテーナーの正しい洗い方

自己流の誤った洗い方を続けていると、矯正装置やリテーナーの破損、口内トラブルにつながる可能性があります。正しい洗い方で、器具とお口にやさしいケアを心がけましょう。

■取り外しができない矯正装置の場合
ワイヤー矯正や裏側矯正は自分で取り外すことができないので、歯ブラシでのブラッシングを丁寧に行う必要があります。普通の歯ブラシでのブラッシングはもちろんのこと、ワンタフトブラシというヘッドが小さく小回りのきくブラシを用いたり、矯正専用ブラシを用いると良いでしょう。磨き方としては、歯と歯茎の間、ブラケットと歯の間を意識して、左右に細かく振動させるように歯ブラシを動かします。この時、歯磨き粉や普段より少なめにつけ、力を入れすぎずに時間をかけて磨きます。細かい部分が磨きづらいときは、デンタルフロスを使用するのも良いですね。

■取り外しができる矯正装置の場合
取り外しができる装置の場合は、歯ブラシで隅々まで丁寧にブラッシングしましょう。特に装置どうしが触れ合う部分や、歯に触れている部分などは汚れが溜まりやすいので重点的に磨きましょう。ただし、力を入れすぎて器具に傷をつけないよう注意してください。ほかにも、専用の洗浄剤に浸けておくのも良いでしょう。洗浄剤に浸けた後も、汚れがついていないか確認し、丁寧に水洗いしてください。

正しいブラッシング方法
正しいブラッシング方法

丁寧なブラッシングを心がけていても、ブラッシング方法が間違っているということもあります。正しいブラッシング方法を身に着けていますか?今一度確認し、日々のケアをさらに向上させましょう。

■歯ブラシは歯に対して45度の角度から当てる
上の歯を磨くときは上から45度、下の歯の場合は下から45度と、少し角度をつけて歯と歯茎の間を磨きます。歯と歯茎の隙間についた汚れをしっかりとかき出すことができます。

■ワイヤーと歯の間に毛先を入れる
ワイヤーと歯の間にも汚れが溜まります。歯ブラシを左右に動かすだけでなく、ワイヤーに毛先を入れ込むようにし、汚れを押し出すように磨きましょう。
※3Dリンガルアーチが入っている部分は、ワイヤーが折れる可能性があるので、ブラシを上下に動かしてはいけません

ブラッシング指導を受けましょう

基本的な洗い方をご紹介しましたが、矯正装置やリテーナーの種類によって、洗い方が少々異なってくる場合があります。正しく丁寧に洗うことが大切ですので、歯医者さんにご自身の矯正装置・リテーナーでの正しい洗い方、ブラッシング方法を一度きちんと指導してもらいましょう。ワイヤー装置の調整などの際に歯医者さんに相談されることをおすすめします。

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