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矯正歯科
2018.04.25

歯列矯正中に口内炎が!いつも通りの処置でいいの?

はじめに

綺麗な歯並びを手に入れるための歯列矯正ですが、矯正装置が口の粘膜に当たり、口内炎が出来やすくなってしまうという悩みが多く見られます。ただでさえ、矯正装置での違和感や、食事のしにくさなどでストレスになってしまいがちなのに、さらに口内炎が出来てしまうのは、とても辛いものですよね。口内炎には、いくつかの種類がありますが、矯正装置が原因での口内炎だと思っていたら、別の病気が潜んでいた…なんてこともあるかもしれません。そういったことを防ぐために、口内炎の種類と、処置方法を詳しく説明していきましょう。


矯正装置が原因だった場合
矯正装置が原因だった場合

「カタル性口内炎」
矯正装置が舌や粘膜に当たることで、起こる口内炎とは、「カタル性口内炎」というものです。これは、矯正装置だけでなく、入れ歯や、歯の被せものが原因で起こることもあります。特徴としては、水ぶくれができる、口の中の粘膜が部分的に赤く腫れる、腫れた部分が熱を持っている、唾液の量が増え粘り気が強くなる、味覚を感じにくい、口臭が強くなる、患部と周囲の境界線がわかりにくい、などです。入れ歯や、被せものが原因だった場合には、早めに歯医者さんに相談をして粘膜に接触している箇所を改善する治療が必要になってきます。矯正装置が原因だった場合の口内炎は、矯正初期の段階でしたら、治療が進み歯並びが改善されれば、矯正装置が粘膜に接触することもなくなってくるでしょう。

矯正装置以外の口内炎とは?

矯正装置が原因でない場合の口内炎にはいくつかの種類が挙げられます。また、矯正装置が原因の口内炎にも「カタル性口内炎」以外のものが存在しています。口内炎は何か病気が潜んでいる場合もあります。それでは、その種類と、特徴、処置の方法などを説明いたしましょう。

「アフタ性口内炎」
数ミリ程度の、丸く、白い口内炎です。白い部分の周りが、赤くなっているのが特徴です。これは、疲れやビタミンB2などの栄養不足によってできてしまうものです。

「カンジタ性口内炎」
口の中に存在しているカンジタ菌が、口の中を不潔な状態にしておくことで繁殖してしまう口内炎です。入れ歯を使っている人に起こりやすい口内炎であるために、義歯性口内炎とも呼ばれています。入れ歯に沿った形で赤くなっていたり、白い膜ができたりすることが特徴です。

「ウイルス性口内炎」
クラミジアやヘルペスなどの、ウイルスが原因で起こってしまう口内炎です。特徴としては、水ぶくれができる、それらが破けてかさぶたを作る、また、かゆみを伴う場合などもあります。

「アレルギー性口内炎」
これは、金属アレルギーなどを持っている方に起きる口内炎ですが、被せものなどの金属に反応し、金属と接触している箇所が赤くなる、ということが特徴でしょう。また、「アレルギー性口内炎」の場合は、口の中だけでなく、手足がかゆくなったり、腫れたりすることもあります。

口内炎への対処法とは
口内炎への対処法とは

矯正装置が原因だった場合には、矯正用ワックスというものを使用してみましょう。これは、口の中の装置と粘膜が接触してしまう箇所を覆う粘土のようなもので、口内炎の痛みを和らげることと、再発を防ぐのにとても効果的です。歯医者さんで購入することが出来ますので、まずはかかりつけの歯医者さんに相談をしてみましょう。また、矯正装置が原因の口内炎の場合は、市販の薬でも対応が可能です。しかし、ワックスなどを使用しても症状が改善されなかった場合には、矯正装置を調整してもらう必要があります。こちらも歯医者さんへの相談が必要となってくるでしょう。
また、口内炎を悪化させないよう、食事にも気を付けなければなりません。口内炎が出来ている間は、キムチやカレーなどの刺激物、粘膜を刺激してしまうメロンやキウイなどは極力控えた方がよいでしょう。

口内炎を防ぐためには

では、矯正装置を付けていることでおきてしまう「カタル性口内炎」において、再発を防ぐためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?それは、口内炎ができにくい体づくりを目指すことが必要になってくるでしょう。ビタミンB2を多く含む、レバー、わかめ、納豆などを多く摂ることです。ビタミン6、ビタミンA、ビタミンCが不足しても口内炎ができやすくなってしまいます。歯列矯正の治療を受けている間は、いつも以上に栄養に気を付けてください。食べ物以外にも、サプリメントで補うという方法もあります。そして、口の中を清潔に保っていくことを心掛けましょう。矯正装置を装着していると、歯ブラシが行き届かず、どうしても口の中に菌が繁殖しやすくなってしまいます。それを防ぐためにも、歯医者さんの指導の通りのブラッシング方法で、しっかりと歯を磨きましょう。矯正期間というのは、短くはないものです。その期間をなるべく快適に過ごすためにも、栄養バランスを考えた食事をとり、しっかりと歯磨きを行っていってください。

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