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矯正歯科
2018.05.7

すきっ歯になってしまう原因は?デメリットと矯正の方法を解説

はじめに

「すきっ歯」とは、歯と歯の間に隙間があいている状態です。特に、前歯がすきっ歯になっていると口を開けた時に目立つので、気にしている人も多いのではないでしょうか。実は、すきっ歯は歯医者の歯列矯正で治すことができます。しかし、どのような流れで歯列矯正が行われるか、不安に思う人もいるでしょう。そこで今回は、すきっ歯の原因とデメリット、実際の矯正方法について解説していきます。


すきっ歯になる3つの原因とは
すきっ歯になる3つの原因とは

すきっ歯には、大きく分けて「生まれつきによるもの」「習慣によるもの」「歯周病によるもの」の3種類があります。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1.生まれつきによるもの
生まれつきによるものには、さらに次の3つに分けられます。

●歯の大きさや本数によるもの
生まれつき歯が小さい場合や歯の形が悪い場合には、歯と歯の間が広がってしまい、すきっ歯になる可能性があります。また、生えるはずの歯が生えてこない場合も、その場所があいてしまうので、すきっ歯になりやすいといえるでしょう。

●あごの大きさや噛み合わせによるもの
歯の大きさが普通でも、歯の大きさに対してあごが大きい場合には、すきっ歯になる可能性が高くなります。すきっ歯になるかどうかは、歯の大きさだけでなく歯とあごの大きさのバランスも重要です。
また、噛みあわせが悪い場合にもすきっ歯になることがあります。特に、歯をかみ合わせた時に上の前歯が下の前歯にすっぽりかぶってしまう場合には、下の歯が上の歯を押し続けてしまうので、上の前歯に隙間ができやすくなります。

●上の前歯の間にある上唇小帯の異常
上の前歯2本の間には、上唇小帯(じょうしんしょうたい)と呼ばれる上唇の内側と歯茎をつなぐ筋があります。赤ちゃんの時には上唇小帯は太いこともありますが、成長とともに細く短くなっていきます。しかし、成長しても上唇小帯が太いままだと、永久歯はまっすぐに生えることができません。その結果、すきっ歯になってしまうのです。

2.習慣によるもの
普段の習慣がすきっ歯の原因になっていることがあります。その中でも一番影響が大きいのが、舌先で前歯を押してしまうことです。弱い力でも長い期間押し続けることで歯が少しずつ動いてしまうので、前歯に隙間ができやすくなります。また、子供時代に長い間指しゃぶりをしていた人も、同じような理由ですきっ歯になりやすいと言えるでしょう。

3.歯周病によるもの
年を重ねるうちにすきっ歯になってしまう人の場合は、歯周病が影響していることがあります。歯のブラッシング不足などで歯茎が炎症をおこし、歯周病にかかると歯茎が下がってきます。歯茎が下がると歯が動きやすくなり、少しずつ歯と歯の間が空いてしまうこともあるでしょう。そのまま放っておくと、すきっ歯になってしまいます。

すきっ歯には3つのデメリットがある

すきっ歯には、次のようなデメリットがあります。

1.虫歯や歯周病になりやすい
すきっ歯は、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなります。隙間が大きければ取り除くのも簡単です。しかし、隙間が小さい場合には歯ブラシが届きにくく、食べかすをきれいに取り除くことができません。そのため、すきっ歯ではない人に比べると虫歯や歯周病になりやすいと言えるでしょう。

2.発音がしづらい
すきっ歯の人は、歯の隙間から空気が漏れてしまいます。そのため、サ行やタ行の発音がしづらくなり、周りの人とのコミュニケーションが取りにくくなる人もいます。特に、アナウンサーや声優など、声を使う職業を目指している場合には、影響が大きくなるので治療を検討した方が良いでしょう。

3.ものを噛みくだくことができない
すきっ歯の人は噛み合わせが悪いことが多いため、食べものを細かくかみ砕く力が弱くなります。大きな塊のまま飲み込んでしまうと、胃や腸に負担がかかり消化不良の原因になることもあるでしょう。また、消化不良が続くと胃腸だけでなく全身状態にも影響が出て、免疫力が落ちたり肌荒れがみられたりすることもあります。

すきっ歯治療で行われる歯列矯正は3種類
すきっ歯治療で行われる歯列矯正は3種類

すきっ歯の治療で行われる歯列矯正には、次の3種類があります。

1.ブラケット矯正
歯に金属製のブラケットと呼ばれる器具を取り付け、その器具にワイヤーを装着して歯を動かす矯正方法です。時間はかかりますが、歯を削ったり抜いたりする必要がありません。そのため、少ない負担できれいに隙間を埋めることができます。
ブラケット矯正には、全ての歯にブラケットを付ける「全体矯正」と、前歯など一部分だけに装着する「部分矯正」の2種類があります。また、ブラケットの素材は金属だけでなく、白や透明のものを選ぶことも可能です。

2.裏側矯正
歯の表側からではなく、裏側にブラケットやワイヤーを装着して歯を動かす矯正方法です。普通の矯正に比べると時間がかかります。また、高額な費用も必要になることでしょう。しかし、表には何もつけないので見た目がよく、目立たない矯正として人気があります。

3.マウスピース矯正
自分の歯に合わせたマウスピースをつけて歯を動かしていく矯正方法です。透明な素材なので、矯正していることが目立ちません。ただし、歯を大きく動かすことができないので、歯並びを大きく変える必要がある時には、ブラケット矯正とマウスピース矯正を段階的に使用する方法が取られることもあります。

まとめ

その見た目からコンプレックスを感じやすいすきっ歯も、歯医者で自分に合った歯列矯正を行うことで、抜歯をすることなく治すことができます。すきっ歯が気になっている人は、ぜひ一度矯正歯科のある歯医者で治療方法などを相談してみてはいかがでしょうか。

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