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矯正歯科
2018.05.10

噛み合わせが悪いと不眠症に!その理由とは?

はじめに

皆さんは毎日朝までぐっすり眠れていますか?「早く布団に入ったのに、なかなか寝付けなかった」とか、「夜中に何回も目が覚めてしまい、熟睡できない」といったように、いわゆる「不眠症」の症状で満足に眠れないことに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。ある調査によると、成人の約1/3が不眠症の悩みを抱えているということです。寝たのに頭がスッキリしなかったり、次の日に体の疲れが残っているようでは残念ですよね。不眠症の原因は様々で生活習慣の乱れやストレスなどと言われていますが、実は「噛み合わせ」も関係しているのです。そこで今回は不眠症と噛み合わせについてみてみましょう。


なぜ不眠症になってしまうの?
なぜ不眠症になってしまうの?

不眠症になってしまう原因は主に以下の5つが挙げられます。

■身体的な原因
痛みやかゆみ、鼻づまりや口呼吸など身体の不調によって眠りが浅くなってしまうことがあります。

■精神的な原因
日中のストレス、緊張や不安などが原因で眠れなくなってしまうことがあります。また、うつ病などが原因になっていることもあります。

■環境的な原因
騒音や寝室の明るさ、布団や枕が合っていないことが眠りが浅くなる原因になっていることがあります。また、寝室が暑かったり寒かったりすることも影響します。

■悪習慣が原因
不規則な生活習慣で体内時計が狂ってしまっていることによって、夜に熟睡することが難しくなってしまっていることがあります。他にも、布団の中でずっと携帯を見ていたり、寝る前にお酒やカフェインを摂りすぎることも睡眠に影響してしまいます。

噛み合わせと睡眠との関係

では、噛み合わせがどのように睡眠に関係しているのでしょうか?まず、噛み合わせや歯並びの悪さが及ぼす主な影響として、見た目の悪さや咀嚼や発音がしにくくなる、虫歯や歯周病になりやすいなどが挙げられます。このように、噛み合わせの悪さは、見た目だけでなく心身に大きく影響してしまうことがわかります。
噛み合わせが悪いと、発音や咀嚼の際に左右均等な力で顔の筋肉をつかうことができなくなってしまいます。そして、偏って筋肉を使っているうちに顔が歪んでしまうこともあります。この歪みが、首や肩、背中の筋肉にまで影響を及ぼし「身体の歪み」につながってしまうのです。身体の歪みは、頭痛や腰痛、肩こりなどの様々な痛みや不調を引き起こすことにもつながるので、睡眠の質も悪くしてしまいます。
他にも、噛み合わせの悪さがストレスにつながることがあります。歯並びや噛み合わせがずれていることで筋肉だけでなく、神経や関節までも緊張させてしまい、ストレスを起こし自律神経に異常をきたします。自律神経は、交感神経と副交感神経の切り替えをおこなっていますが、異常をきたすとこの切り替えが正常にできなくなってしまうのです。通常、睡眠時などのリラックスしているときは、副交感神経が優位になっていますが、寝ようとしているにもかかわらず、交感神経が優位のままではぐっすり眠ることができなくなります。
このように睡眠と大きく関係している自律神経が乱れることで、噛み合わせの悪さが質のよい睡眠を妨げる原因となってしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」も睡眠の質を下げてしまう原因の1つとされています。睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に無意識に呼吸が止まってしまう病気ですが、皆さんのなかには、肥満ぎみの人がなるものだと認識している方も多いかもしれません。ところが、その原因は歯並びや顎の骨格にも関係しているというこということがわかってきました。顎の大きさや噛み合わせが安定していないと、寝ている間に喉や気道を塞いで正常な呼吸に影響を与えてしまい、呼吸障害を引き起こしてしまいます。治療法として、睡眠時に大きな機械を装着することで正常な呼吸を促すことができますが、マウスピースを装着して顎の位置を修正することも可能です。
また、ストレスに大きく関係している歯ぎしりや食いしばりも睡眠に大きな影響を与えてしまいます。どちらも自覚がないことも多いですが、心配なことがあれば、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。

ぐっすり寝るために

上記でお話ししたように、不眠症の原因は様々ですが思い当たる原因を取り除くことが一番の解決策になるでしょう。「噛み合わせ」が睡眠に関係しているということを意識していなかったという方は、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。噛み合わせの悪さは、心身ともに大きく影響します。見た目ぐらいなら気にしないから大丈夫、と放っておくといつの間にか不眠症になってしまう可能性もあるのです。思い当たることがなく原因がわからずになかなか改善されない場合は、噛み合わせに問題があるかもしれません。気になる方は、歯医者さんにみてもらうとよいでしょう。
また、ぐっすり寝られるように、寝る前に軽いストレッチをして体をリラックスさせたり、パソコンやスマホは1時間前にはやめるようにするなど心がけてみましょう。

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