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矯正歯科
2018.05.19

歯並びが悪いと太りやすくなる?歯と肥満の関係

はじめに

肥満は、生活習慣病の1つとして知られています。脂肪分を過剰に取りすぎたり、消費する以上のエネルギーを摂取してしまうことにより、体に脂肪がたくさんついて「太り過ぎ」になってしまうのです。現在、死因の約6割は生活習慣病であると言われています。最近「メタボリックシンドローム」という言葉を良く聞くというという方も多いのではないでしょうか。40歳を過ぎるとその割合は増え、なんと男性の2人に1人、女性なら5人に1人という高さになっているのです。肥満は、食事などの生活習慣に気をつけたり、運動をすることで改善されると言われていますが、「原因がよくわからなくて肥満が改善されない…」という方、その肥満の原因は、「歯並び」にあるかもしれません。


肥満の原因
肥満の原因

肥満の原因は、食べ過ぎや遺伝など、人それぞれと言えますが、主に以下のことが原因になっています。

■食生活
自分に必要なエネルギー量をオーバーした食生活を続けていると肥満になってしまいます。特に、甘いものやお酒を過剰に摂取していると肥満になりやすくなります。
また、外食が多い場合は栄養が偏ってしまいます。量は多く食べていなくても糖質や脂質が多いためカロリーはオーバーしてしまうのですが、ビタミンやミネラルが不足してしまうことがあります。

■基礎代謝の低下
成人の基礎代謝は平均1200kcal~1500kcalとされています。基礎代謝は運動不足や老化によって低下してしまうのですが、基礎代謝が低下すると太りやすく痩せにくくなってしまいます。食事の量は若いときと同じなのに太ってしまったというのは、この基礎代謝の低下が原因でしょう。

■ストレスによるホルモンバランスの乱れ
ストレスを受けると自律神経に影響を与えます。自律神経の乱れは、ホルモンバランスも崩してしまい、関係している消化吸収働きにも影響をあたえてしまいます。

■慢性的な便秘
便秘が改善されたら痩せた!という話を聞いたことがあるかもしれませんが、便秘になってしまうと、通常なら外に排出されるべき余分な脂肪分や糖分が長い間腸の中に留まり、体に吸収されることになります。

歯並びと肥満

上でお話ししたように、肥満の原因は食べ過ぎなどにありますが、歯並びの悪さが肥満の引き金となることがあるのです!
歯並びが悪いと、噛み合わせもずれている場合が多くなります。正しい歯並びでは噛み合う歯の場所が決まっていて、その位置で歯と歯が噛み合わさることで食事や発音が上手くできるようになっています。しかし、この位置がずれていると食事を十分に噛み砕かずに飲み込んでしまうことになってしまうのです。
噛む回数が少なく飲み込んで済ますような食事を続けていると、いつの間にか「早食い」になってしまいます。よく噛んで食事をすることは満腹中枢が刺激され正常に満腹感を得られるようになりますが、早食いをしてしまうと、満腹中枢に指令が届かないので必要な量をオーバーするまで食べてしまうことになります。そして、カロリーオーバーとなり肥満になる可能性が高まってしまうのです。
さらに、きちんと噛み砕かれずに飲み込まれた食物は、胃に大きな負担をかけることになり、消化吸収作用が正常に働かなくなってしまいます。そうなってしまうと、ますます肥満になる可能性を高めてしまいます。

自分の歯並びをチェックしてみよう
自分の歯並びをチェックしてみよう

このように、歯並びの良し悪しは見た目だけでなく肥満にも関係してくるほど重要な問題です。では、自分の歯並びはどうでしょうか?
鏡で確認してみましょう。あてはなることがあれば、歯並びが乱れている可能性が高いです。

■口を閉じているのに歯が見える

■頬が片方だけ膨らんでいるなど、顔が左右不均等

■噛んだ時に歯の中心がずれている、または、噛み合わない
「歯並びが綺麗」ということは、必ずしも「噛み合わせがよい」ということではありません。見た目は綺麗に並んでいる歯でも上下の歯が正しい位置で噛み合わさっていなければ、食事をきちん噛み砕いて食べることは難しくなってしまいます。
また、こんなことは歯並びが悪くなる原因になってしまいます。

■歯が抜けたまま何も処置していない

■虫歯をほったらかしにしている

■親知らずが斜めに生えている

生活に不便なことがないからと、そのままの状態でいると歯並びがどんどん悪化してしまう危険があります。このような場合にはきちんと歯医者さんで歯列矯正などの処置をする必要があります。

食事はよく噛んで

食事は人間にとって、一生必要不可欠なことです。しかし、口内環境が整っていなければ美味しく満足に食事をすることはできません。そればかりか、全身の健康に悪い影響を与えてしまいます。食事は、一口につき30回噛むことを心がけましょう。正しい噛み合わせでよく噛むことは、消化機能を助けるだけでなく、満腹中枢を刺激して適量で満腹感をかんじることができます。食べ過ぎを防止できれば、肥満になるリスクを下げることができますよ。

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