矯正歯科 コラム
トップページ > コラム > 矯正歯科 > 歯列矯正中の歯みがきのコツを知って虫歯・口臭を予防
-->
矯正歯科
2018.05.25

歯列矯正中の歯みがきのコツを知って虫歯・口臭を予防

はじめに

「歯列矯正中に虫歯になった」「歯列矯正をはじめたら口臭が気になるようになった」というような話を聞いたことはないでしょうか。歯列矯正は歯並びや噛み合わせを良くする物なので、虫歯や口臭とは関係ないような気がするかもしれません。それに、歯並びを整えて綺麗な歯になろうと頑張っているのに、虫歯になったり口臭がひどくなってしまうのではやらない方がいいんじゃないの?と思ってしまいますよね。そこで今回は、歯列矯正と虫歯や口臭についてお話しいたします。


虫歯になりやすい?
虫歯になりやすい?

歯列矯正は口内に金属やセラミックの装置をいれたり、抜歯をしたりすることがあります。このように口内環境が変わり通常とは違う状態になることで虫歯になりやすくなってしまいます。
具体的には、ブラケットという矯正装置を付けると装置のまわりに食べカスが残りやすい状態になってしまいます。さらに、歯みがきもしにくくなるので磨き残しが発生してしまいます。この磨き残しが長時間たつと細菌のかたまりとなって虫歯や歯周病を引き起こしてしまうのです。装置のまわりだけでなく、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間なども注意が必要です。
歯列矯正が直接虫歯を引き起こすわけではありませんが、矯正装置を付けることで歯みがきがしにくくなり、虫歯につながってしまうということですね。

口臭の原因は?

では、口臭についてはどうでしょうか。歯列矯正が虫歯になるリスクを高めてしまう理由と同様に、磨き残しから虫歯菌が発生します。この虫歯菌が歯を侵食するときに悪臭を発生させ、この匂いが「口臭」となるのです。
他には、矯正器具が頬や唇にあたって口内炎になってしまうことがあります。そこから膿がでて悪臭を発してしまうことが原因になることもあるのです。また、口が閉じにくくなる場合もあり、口内が乾燥し細菌が増えて口臭の原因になってしまうこともあります。
虫歯の原因と同じように、歯列矯正を行うことで口内環境が変化し、口臭の原因となってしまうのです。

歯みがきで予防できる
歯みがきで予防できる

歯列矯正を始めたのに、虫歯や口臭を悪化させてしまう結果となってしまっては残念ですし、治療の意味がなくなってしまいますね。しかし、すべての人がそうなると言うわけではなく、予防できないということでもないのです。
矯正を行っている歯医者さんでは、矯正を始める前にクリーニングを行ってその後のメンテナンスの方法を指導してくれるはずです。必要なケアを行う事はいつもよりも時間がかかり面倒に感じてしまうかもしれませんが、これを怠ってしまうと残念な結果を招くことになります。
歯みがきの際は、以下のことに気をつけましょう。

■矯正用の歯ブラシを使いましょう。
矯正用の歯ブラシは通常より先が細く山切りになっているので、細かい隙間も磨きやすくなっています。また、ワンタフトブラシやフロスも併用すると的確に汚れを落とせます。

■歯ブラシは、鉛筆と同じように持つとよいでしょう。
歯ブラシを強い力でにぎりしめてゴシゴシ磨くのではなく、ペンを持つように軽い力で動かしましょう。

■磨き残しがよくわかるように、染め出し剤を使うと良いでしょう。
汚れが目にみえるので、自分の「磨き癖」も把握することができます。

■磨き残しがないように磨く順番を決めて、順番に従って歯ブラシを動かしていきましょう。
歯ブラシをあちこち動かしながら磨いていると、磨き忘れが出やすくなります。

こんな歯ブラシがおすすめ!

虫歯や口臭予防のためにも矯正期間中は意識的に口内の清潔に気をつけなければなりません。セルフケアだけでは完璧なケアどうしても難しいので、定期的に歯医者さんでチェックしてもらい専門の清掃をしてもらうとよいでしょう。
また、食後の歯みがきはもちろんですが、一緒にデンタルリンスなども使うこともおすすめです。矯正専用の歯ブラシ以外にも、虫歯や口臭予防に役立つグッツはいろいろあります。

■電動歯ブラシ
電動歯ブラシの進歩は目覚ましく、適度な圧力で手で磨くよりも歯石を何倍も除去ですること可能です。

■口腔洗浄機
メジャーではないかもしれませんが、水流の勢いで歯間の汚れなど洗いながすことでできる機械です。1万円前後で購入することができます。

丁寧な歯みがきを習慣に

朝はどうしても時間がなくて忙しい、昼は仕事中なので歯みがきの時間を長く取れないという方も多いかもしれません。1日一回は丁寧に歯みがきをする時間を作りましょう。
矯正中は、丁寧に歯みがきすることだけでなく、食べ物にも気をつけましょう。やはり甘い物は虫歯になりやすくなってしまうので控えた方がよいです。硬いおせんべい、ガムやキャラメルなどのくっつきやすいものも矯正装置の破損や変形の原因になる場合があるので、控えましょう。
丁寧に歯みがきをすることは、矯正中のみならず普段から心がけた方がよいことなので、矯正治療をきっかけに自分の歯みがきについて見直してみてはいかがでしょうか。

<サイト運営会社>
株式会社デンタルプロモーション