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矯正歯科
2018.05.28

受け口になってしまう原因は?デメリットと矯正の方法を解説

はじめに

下の歯が上の歯より前に出て噛み合わせが逆になっている状態を「受け口」と言います。受け口だと、あごがしゃくれたり発音が不明瞭になったりしやすいため、コンプレックスを感じている人もいます。また、噛み合わせが悪く歯が磨きにくいなどの理由から悩んでいる人も多いのではないでしょうか。実は、受け口は歯医者の矯正で治すことができます。そこで、ここでは受け口の原因やデメリットと、矯正の方法について解説します。


受け口になってしまう3つの原因とは
受け口になってしまう3つの原因とは

受け口になってしまう原因には、以下のように「遺伝によるもの」「前歯の生える向きによるもの」「普段の癖や習慣によるもの」の3種類があります。それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

1.遺伝によるもの
体の骨格は、両親から遺伝します。そのため、骨の発達異常などが原因となっている受け口の場合には、遺伝の影響を大きく受けます。特に、両親のどちらかが受け口の場合には、子供も受け口になる可能性が高いと言えるでしょう。

2.前歯の生える向きによるもの
受け口は、前歯の生える向きに影響を受けます。最初に歯が生えた時に下の歯が上の歯より出てしまった場合や、生え変わり時に上の歯が内向き、下の歯が外向きになった場合には、受け口になる可能性が高くなります。

3.普段の癖や習慣によるもの
受け口の原因の中で多いのが、普段の癖や習慣によるものです。実は、歯は大人になっても何らかの力が加われば動くので、噛み合わせなどが変わることがあります。特に以下のような癖や習慣がある人は、下の歯が前に出やすくなるので受け口になる可能性もあると言えるでしょう。

・頬杖をつく
・口呼吸
・舌先で下の歯を押す
・うつぶせ寝

受け口には様々なデメリットがある

受け口には様々なデメリットがあります。その中でも最も大きな影響を及ぼすのが、噛み合わせが本来とは逆になっていることです。歯の噛み合わせが悪くなると、あごに必要以上の負荷がかかり、あご周りの筋肉が常に緊張してしまいます。その結果、頭痛や肩こりなどを引き起こすこともあるのです。また、奥歯を無意識に噛みしめてしまうので、奥歯がすり減ってしまったり、虫歯になったりする可能性もあるでしょう。
さらに、受け口は見た目にも影響があります。下あごが出てしまうので、しゃくれた印象を与えてしまいます。特に女性が受け口の場合には、コンプレックスを抱えてしまう人も多いでしょう。

受け口は歯列矯正で治せる
受け口は歯列矯正で治せる

デメリットの多い受け口ですが、大人になると外科手術でしか治せないと思っていませんか。受け口を治そうと歯医者を受診して、歯を抜いたり手術であごを切ったりして矯正するという治療を勧められた人もいます。また、歯科医に外科的手術を勧められ、受け口の治療にはその方法しかないと思い込んでしまうケースもあるでしょう。
しかし、実際には外科的治療をしてまで受け口を治したいと思っている人はそう多くはいません。実は、歯列矯正で歯並びを整えることでも受け口は治療できます。骨格的な外見上の輪郭が気になる人であれば、歯列矯正に加え外科的治療を行った方が満足度は高くなります。ですが、歯の問題を解消したいだけであれば、歯列矯正で十分な効果を得ることができるでしょう。

受け口の矯正方法とは

それでは、受け口の矯正方法を見ていきましょう。受け口の矯正は基本的に全体矯正です。受け口の矯正は、次のような流れで進んでいきます。

1.後ろから前歯全体を前に押し出す
受け口の矯正では、まず初めに口の中に装置をつけて、後ろから前歯全体を前に押し出します。成長期であれば骨の成長に合わせて歯を前に押し出すことができるので、痛みも少なく効果も得やすいでしょう。しかし、大人の場合は骨の成長が期待できないので、痛みを伴うこともあります。歯が正しい位置まで出るのには約半年かかります。

2.歯並びをきれいに整える
前歯全体が前に出てきたら、今度は歯並びを整える装置を付けて歯列矯正を行います。歯を一気に正しい位置に動かすことはできないので、歯並びがきれいに整うまでには平均で2年ほどかかります。

3.後戻りを防ぐ
歯列矯正で歯並びがきれいになっても、何もしなければすぐに元の状態に戻ってしまいます。そこで、後戻りしないよう専用の器具を2年ほどつけます。つけている間は定期的に歯医者に通って調整を行います。

このように、歯列矯正による受け口の矯正は、長い時間をかけてじっくりと行っていくものだということを理解しておきましょう。

まとめ

受け口はそのままにしておくと、体の不調の原因にもなってしまいます。まずは歯科医で受け口の治療について相談してみませんか。受け口は外科的治療を行わなくても、歯列矯正で治すことができます。受け口で悩んでいる人にとって、抜歯や手術を伴わない歯列矯正は、魅力的で安心できる治療法の1つです。受け口は治療できないと諦めず、まずは歯医者を受診してみてください。

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