矯正歯科 コラム
トップページ > コラム > 矯正歯科 > 痛みの種類によって選びたい!子供におすすめの歯列矯正装置
-->
矯正歯科
2018.07.1

痛みの種類によって選びたい!子供におすすめの歯列矯正装置

はじめに

子供の歯並び、気になりますよね。どの歯医者でいつ治療を始めるかも大切ですが、どんな歯列矯正方法で行うかを決めることはさらに大切です。実は、一言で歯列矯正と言っても、矯正装置やその治療方法には様々なものがあります。また、痛みを伴うとされる治療においても、治療方法によって痛みの種類は様々です。歯医者選びとともに、子供に一番適した治療はどれなのか、痛みの種類からも検討していきましょう。


歯列矯正と矯正装置の種類
歯列矯正と矯正装置の種類

歯列矯正といえば、歯全体にワイヤーを装着しているものを一番にイメージされるのではないでしょうか。ご自身が子供の頃にワイヤーをつけていたという方もいらっしゃるかもしれません。一般的によく知られているこちらの治療方法は「ワイヤー矯正」と呼ばれるものですが、歯列矯正治療やその矯正装置は他にもいろいろな種類があります。

■ワイヤー矯正/マルチブラケット装置
ブラケットと呼ばれる、歯に接着する器具にワイヤーを通しワイヤーを引っ張ることで歯に圧力をかけて矯正する治療方法です。また、歯の表面にブラケットを装着するのではなく、歯の裏側にブラケットを装着しワイヤーを通す「リンガルブラケット」という治療方法もあります。見た目に目立ちにくいメリットがある一方、歯医者によるかなりの専門的技術が必要とされる治療方法です。

■床矯正
歯並びの根本的な原因ともいえる、歯の生えるスペースを広げるための治療方法です。子供のまだ柔らかい顎を少しずつ広げていくことで、自然にまっすぐ歯が生えるように整えます。口の裏側に「床(しょう)」と呼ばれる入れ歯のような装置を取り付け、段階的に装置のネジを絞めていくことで顎を拡げます。装置は取り外すことができ、歯磨きなど日々のデンタルケアがしやすいというメリットがあります。

■マウスピース矯正/インビザライン
金属やワイヤーを使用することなく歯列矯正ができる治療方法です。無色透明または半透明のマウスピースを長時間装着することで歯並びを整えていきます。治療を開始する段階で、コンピューター技術を用いて歯の動きをシミュレーションし、それに合わせていくつかの段階ごとにマウスピースを作成します。マウスピース自体が透明なので目立つことなく装着することができ、取り外しもできるので日々のケアがしやすいメリットがあります。一方で、歯並びの症状によっては対応できないものもあり、比較的軽度の症状に適した治療方法です。

気になる歯列矯正の痛み

様々な歯列矯正方法や矯正装置があるなかで、気になるのは治療中の痛みかと思います。将来のためとはいえ、あまりにも子供が辛そうにしていたり、耐えられない痛みであったらと思うと心配になりますよね。矯正は痛いものというイメージも少なくはありませんが、具体的にはどのような痛みの種類があるのでしょうか。

■矯正装置のつけ始めの痛み
初めて矯正装置をつけたり、治療で段階的に装置を付け替えたりする際には、歯に大きな力が加わるため痛みを感じることが多いです。この痛みはずっと続くわけではなく、数時間や数日後には慣れて感じなくなってきます。ただ、装着しているワイヤーを絞ってさらに力を加えたり、マウスピースを変えて新たに歯を調整しようとするときは同じような痛みを伴うことがあります。

■歯が動くときの痛み
矯正装置をつけたら、自然ではない力によって歯を動かしていきますから、歯が動いていくときに痛みがでてしまうことが大いにあります。噛んだり口を動かしたりしていない時でも痛みを感じるときがありますが、常に痛いということはあまりありません。食事の際や会話をしているとき、舌が歯に触れたときなどに痛みを伴うことが多く、一時的に強い痛みを感じることはあります。酷い痛みに発展することは多くありませんので、過剰に心配されなくても良いでしょう。

■装置が口内に触れる痛み
ワイヤー矯正でよくある痛みで、ワイヤーやブラケットが口内の皮膚や粘膜などに当たることで傷がついてしまったときに痛みを感じます。スポーツなどで体を動かしている際に装置がこすれて、口の裏側の皮膚が炎症を起こしてしまったというケースもあります。炎症が酷くなると口内炎を発症してしまうこともあります。また、歯の裏側に装置を取り付けるリンガルブラケットでは、どうしても下に装置があったってしまうので舌が炎症を起こし痛みを伴う場合もあります。

子供におすすめの歯列矯正・矯正装置とは
子供におすすめの歯列矯正・矯正装置とは

どの歯列矯正方法、矯正装置を選択したとしても、歯が動いていくときの痛みは避けられませんが、装置による痛みが少ないのは、床矯正とマウスピース矯正と言えそうです。特にマウスピース矯正は金属を使用しないので、金属アレルギーの子供にも適しています。ただ、床矯正とマウスピース矯正は取り外しができるというメリットがありますが、それが反対にいつでも外すことができるというデメリットにもなります。子供が自分で外してしまうことが多いと、治療が上手く進まず長期間になるか、最終的に成功しないということも考えられます。子供の性格や日々の行動に合わせて治療方法を検討されると良いでしょう。

<サイト運営会社>
株式会社デンタルプロモーション