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シュアスマイル
2016.06.3

シュアスマイルとは | 最適な矯正治療を進めるための3Dスキャナー

シュアスマイルとは

シュアスマイルという言葉を初めて耳にする人も多いことでしょう。それもそのはず、まだ日本では3症例のみの普及途中の技術なのです。シュアスマイルが通常の矯正治療と異なる点は最先端の3D技術を用いる点にあります。今までもマウスピースタイプの矯正治療はありましたが、さらに精度が高く、短い期間でより効果的な治療を行うことができるのです。

最先端のロボット技術により、人の手で行うワイヤー製作ではとうてい不可能な精度で、患者の症状にあわせたワイヤーを正確に精度も高い状態で製作することが可能です。3Dモデルによるシミュレートにより、従来の歯列矯正と比較して約4割短い期間で治療が行えます。ワイヤー交換も頻繁に行う必要がなく、交換の際に感じる違和感も最小限に抑えられます。

具体的に治療の流れを見てみましょう。最初に行うこととしては、通常の矯正治療と同様にカウンセリングと歯型取得、レントゲン撮影、写真撮影、CT検査などでデータ収集を行います。続いて「シュアスマイル」を用いた口腔スキャンを行います。「オーラスキャナー」と言う3Dカメラで、口腔内のすべてを約1時間程度かけ、スキャンをする重要な工程です。

その後は、スキャンデータをアメリカのシュアスマイルデジタルラボに送り、高精度の3Dモデルを作成します。高精度3Dモデルを元に歯科医院側で治療計画を作成し、ワイヤーのデザインを決定するのです。専用のラボで最先端のロボット技術によって、高精度シュアスマイルワイヤーを製作。その後、それが日本に送られて治療開始となります。

治療法は途中までは従来の矯正治療の手順と変わらず、カウンセリングから型取りまでを行いますが、その後、シュアスマイルを使用し、お口の中のデータを読み取ります。コンピューターでお口の中を見ることにより3Dで再現することが出来るようになります。それにより、歯を動かしていくための治療計画がスムーズに立てられるようになり、精度も向上します。

シュアスマイルのメリット
シュアスマイルのメリット

シュアスマイルには多くのメリットがありますが、一番のメリットはデジタルデータを使用する点にあるといえます。デジタルデータを使用することで通常の矯正と比べて精度が上がります。一般的には歯型をとり、それに合わせて歯科技工士がワイヤーを曲げながら手作業で製作を進めていきます。もともと、歯型を取る際に使用する石こうは固まると膨張する性質が、どんなに正確に取られていても誤差は必ず生まれます。また型を取る作業も歯科医師の技術に頼る部分があります。歯科技工士は石こうの膨張も視野に入れつつ、ワイヤーを曲げながら、ぴったりな矯正装置を作り上げていくため、どうしても職人技に頼る、製作する人によってムラがでやすいものなのです。シュアスマイルは製作も機械によって行われるため、安定した品質で製品を作り続けることが出来ます。

また、実際に治療計画を見る際に、コンピューターの画面で歯の動きをシミュレーション出来ることも大きなメリットです。それにより、口頭の説明だけでは伝わりにくい治療後のイメージまで患者と共有しやすくなるのです。

シュアスマイルのデメリット
シュアスマイルのデメリット

シュアスマイルによって矯正治療がデータを通じて行われるようになりました。正確な治療が行われる一方、デジタルの強みを活かしきれていないケースもあります。

正確な矯正装置が作れても、実際にデータを分析して治療計画を立てるのは人間が行います。そこで、技術や経験が乏しい歯科医師は、理想的ではない治療計画を立ててしまい、思った結果が出ない矯正治療になってしまう場合もあります。

デジタルによって効果的な治療が可能になっても、患者様はコンピューターの画面上でしか、技術を判断することが出来ません。歯科医師の技術を見抜くのは難しいですが、矯正治療の経験や、一方的ではないしっかりカウンセリングを行っているかなど、患者様視点での治療をしてくれるかが、歯科医院のひとつの基準となります。

まとめ

シュアスマイルは従来のワイヤー治療を上回る高精度な治療法です。透明なマウスピース矯正は以前にもありましたが、型取りから製作までをデジタルで行うことで、より精度をあげることが出来るようになったものです。シュアスマイルのスキャナーをお口の中に入れ、口腔内を3Dのデジタルデータで再現することが出来ます。

それにより、口頭や模型での説明に頼りがちだった従来のカウンセリングがスムーズに行えるようになるメリットもあります。コンピューターの画面に映し出された、患者様のお口の中を再現したデジタルデータを見せながら、「ここの歯をこれだけ動かします」といったような、目で見て分かる治療が可能になるのです。

しかしながら、こうしたメリットがデメリットになることもあります。あくまで治療計画を立て、分析を行うのは人間である歯科医師が行うためです。デジタル治療が優れていたとしても、歯科医師の経験等が劣っていた場合には、望ましくない方法、計画での治療を進めてしまう恐れもあるためです。せっかくのデジタル技術による分析を活かしきれていないケースもあるのです。

患者様は3Dのデータに魅了されて、治療計画自体を任せてしまいがちですが、歯科医院を選ぶ際にはカウンセリングの内容や歯科医師の対応なども視野に入れることが大切になります。

また、シュアスマイル治療はまだまだ普及途中の治療法です。アメリカで開発されたこの治療法は矯正治療の精度の向上、そして治療期間の短縮を目的に開発されたものです。患者様の口腔内をカメラでスキャンすること、データを基に精密に歯並びを再現する画期的な治療法として注目を集めています。効率的な治療計画を立てることができる点も大きな特徴です。国内ではまだ3症例程度しか報告されておらず、今後の普及が期待される矯正治療ですが、セミナー等も随時行われていることから取り扱う歯科医院は増えてくるでしょう。新しい技術は常に進化していることから、ブログ等で研修の様子を紹介している歯科医師など、常に学ぶ意識をもった歯科医院を選ぶことが、良い治療を受けるためのポイントの一つになるでしょう。

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